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J-GLOBAL ID：201402239606086444   整理番号：14A0739284

生体分子のナノシステムの電子相関があるフラグメント-分子-軌道計算

Electron-correlated fragment-molecular-orbital calculations for biomolecular and nano systems

著者 (7件)： TANAKA Shigenori (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  MOCHIZUKI Yuji (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN) ,  MOCHIZUKI Yuji (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KOMEIJI Yuto (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN) ,  OKIYAMA Yoshio (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  FUKUZAWA Kaori (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  FUKUZAWA Kaori (Mizuho Information and Res. Inst. Inc., Tokyo, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 16  号： 22  ページ： 10310-10344  発行年： 2014年06月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノシステムと生体分子システムで近年発展しているフラグメント分子軌道法(FMO)ソフトウエアの理論構造,有意義さ,応用を概説した。FMOはMO,HF,MP2,密度汎関数法,分子動力学等の計算と並列させることで合理的なコストで蛋白質・配位子複合体のような巨大分子のab initio量子論計算を可能にした。その手法の基本を紹介し,データ解析の表現法を述べた。電子相関が重要な生化学,薬化学,ナノテクノロジーの分野で決定的な働きをするが,FMOは高性能コンピューティングの発達に助けられ,生体分子と,それに例えば溶媒を含めた関連系の計算がより大きく,速く,正確に可能になった。蛋白質相互作用,レセプタの結合,諸酵素の作用その他の解析実例を挙げた。

シソーラス用語： *分子軌道法 ,  プログラムパッケージ ,  *理論 ,  *有効性 ,  *利用 ,  並列処理 ,  *高分子 ,  ab initio法 ,  量子論 ,  原価低減 ,  大規模系 ,  高速計算 ,  精度 ,  電子相関 ,  分子 ,  タンパク質 ,  分子間相互作用
準シソーラス用語： *フラグメント分子軌道法 ,  *巨大分子 ,  生体分子

分類 (2件)： 分子間相互作用  (BH07020P) ,  数値解析,近似法  (AB04000F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生体分子 ,  電子相関 ,  フラグメント ,  分子 ,  軌道計算