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J-GLOBAL ID:201402240034146090   整理番号:14A0779711

地震学と地震津波防災

著者 (3件):
資料名:
号:ページ: 135-140  発行年: 2012年05月11日 
JST資料番号: F1352A  ISSN: 2187-1809  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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地震や津波は自然現象であると同時に災害要因でもある。災害要因を研究対象とする地震学は,自然現象の理解という純粋な理学の枠内に留まっていることはできず,防災ということを通して社会と密接に関係している。我々は地震や津波のデータを使って物理モデルを構築することを目標とするだけでなく,研究成果に基づいて社会に向かって発信する情報が本当に防災に役に立っているのかについて,常に省みる必要があるだろう。例えば,巨大災害を防ぐことを第一の目的とするなら,多くの仮定に基づく地震の発生確率を公表するよりも,その地域で発生し得る最大規模の地震や津波の調査にもっと努力が向けられるべきではなかったか。更に,より直接的に社会に貢献するためには,他分野の考え方や手法を吸収し連携することも大切だったのではないだろうか。地震学者が防災に貢献するために何が必要かについて改めて考察すれば,1)社会にとって何が必要かという想像力を持つこと,2)自分の守備範囲の研究をきちんと行うこと,3)わかったことと共に,わからないこと(わかっていることの限界)もきちんと伝えること,4)他分野と連携して「知」を融合すること,という,至極当然のことに帰着する。我々はもう一度,この原点から出直す必要がある。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地球内部物理学一般  ,  自然災害 
タイトルに関連する用語 (3件):
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