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J-GLOBAL ID：201402241059985158   整理番号：14A0531384

LINbO₃型の極性チタン酸塩ZnTiO₃の高圧合成,結晶構造,双安定性の関係およびその二次Jahn-Teller効果による極性増強

High-Pressure Synthesis, Crystal Structure, and Phase Stability Relations of a LiNbO₃-Type Polar Titanate ZnTiO₃ and Its Reinforced Polarity by the Second-Order Jahn-Teller Effect

著者 (8件)： INAGUMA Yoshiyuki (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  AIMI Akihisa (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  SHIRAKO Yuichi (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  SAKURAI Daichi (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  MORI Daisuke (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  KOJITANI Hiroshi (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  AKAOGI Masaki (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  NAKAYAMA Masanobu (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 136  号： 7  ページ： 2748-2756  発行年： 2014年02月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固相合成により製造したイルメナイト型チタン酸亜鉛(A)を前駆体として,マルチアンビル高圧処理(1100~1200°C,16~17GPa)によりニオブ酸リチウム型チタン酸亜鉛(B)結晶を成長させた。シンクロトロン放射光源X線回折/Rietveld解析によりLN型ZnSnO₃に比べて大きい格子歪を含むチタン酸八面体からなる六方晶,空間群R3cを確かめた。第一原理計算とあわせて高圧で安定なぺロブスカイト相からの減圧に伴う準安定相であると推定した。Tiの大きい有効電荷および大きい位置ずれにより自発分極は75μC/cm²とニオブ酸リチウム(62μC/cm²)よりも大きく,強誘電性材料として有望であることを見出した。第二高調波発生強度はLN型ZnSnO₃の24倍大きく,二次Jahn-Teller効果の寄与を推定した。

シソーラス用語： *チタン酸塩 ,  *亜鉛化合物 ,  *化学合成 ,  アンビル ,  *結晶構造 ,  シンクロトロン放射 ,  X線回折 ,  Rietveld法 ,  準安定相 ,  第一原理 ,  六方晶系 ,  格子歪 ,  自発分極 ,  *強誘電性 ,  *第二高調波発生 ,  双安定性 ,  Jahn-Teller効果 ,  極性 ,  *チタン酸亜鉛 ,  *高圧合成
準シソーラス用語： 六方晶

分類 (4件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B) ,  酸化物の結晶成長  (BK13050I) ,  非線形光学  (BD05000T) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 極性 ,  チタン酸塩 ,  高圧合成 ,  結晶構造 ,  双安定性 ,  Jahn-Teller効果 ,  増強