文献

J-GLOBAL ID：201402241515681050   整理番号：14A0721539

配向付着を用いたオリビンリン酸リチウムナノワイヤの単結晶化

Single Crystallization of Olivine Lithium Phosphate Nanowires using Oriented Attachments

著者 (7件)： KIKKAWA Jun (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba, JPN) ,  HOSONO Eiji (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  OKUBO Masashi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  KAGESAWA Koichi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  ZHOU Haoshen (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  NAGAI Takuro (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba, JPN) ,  KIMOTO Koji (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 118  号： 14  ページ： 7678-7682  発行年： 2014年04月10日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エレクトロスピニングは種々のナノワイヤを作製する汎用的な方法である。しかしながら,エレクトロスピニングにより得られるほとんどのナノワイヤは非晶質であった。単結晶ナノワイヤを作製した若干の例もあるが,その機構は不明であった。ここでは,エレクトロスピニングして得られた非晶質ナノワイヤの単結晶オリビンリン酸リチウムナノワイヤへの変換について,透過型電子顕微鏡法を用いて検討した結果を報告する。自己形成炭素シェルに束縛された非晶相中で成長したLiMn_0.4Fe_0.6PO₄結晶粒の配向付着により,単結晶化が進行した。ナノワイヤ軸が種々配向するのは安定なコアシェル界面が存在することによると考察した。自己形成炭素シェルがナノワイヤ単結晶化を作製するキーとなるものであると考えられる。

シソーラス用語： *かんらん石 ,  *リン酸リチウム ,  *ナノワイヤ ,  *結晶成長 ,  *エレクトロスピニング ,  非晶質 ,  透過型電子顕微鏡 ,  構造 ,  分子配向 ,  付着 ,  結晶粒 ,  界面 ,  制限視野回折 ,  電子顕微鏡観察 ,  X線回折 ,  前駆体 ,  化学合成 ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： 固固界面 ,  *単結晶成長

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 配向 ,  オリビン ,  リン酸リチウム ,  ナノワイヤ ,  単結晶化