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J-GLOBAL ID：201402242088123927   整理番号：14A1286721

衛星夜間光と合成開口レーダを用いた建物延床面積の推計モデルの開発

DEVELOPMENT OF A MODEL OF TOTAL BUILDING FLOOR AREA ESTIMATION USING NIGHTTIME-LIGHT AND SYNTHETIC APERTURE RADAR DATA

著者 (4件)： 黒田将平 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  杉本賢二 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  奥岡桂次郎 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  谷川寛樹 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 環境システム研究論文集  (土木学会論文集 G(環境))
巻： 42  ページ： II.97-II.106  発行年： 2014年10月04日 
JST資料番号： Y0732B  ISSN： 1345-9597  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 愛知,岐阜,三重,静岡各県を対象地域として土地被覆データであらかじめ都市域と非都市域に分類した後,衛星夜間光と合成開口レーダを用いた建物延床面積の推計モデルを検討した。これによって得られた推計値とZ-mapの建物延床面積を比較・検証した。その結果,都市域では両リモートセンシングデータが推計に有意である一方,非都市域では衛星夜間光のみが有効であった。都市型モデルでは線形・非線形とも高い精度がえられ,非都市型では線形での推計で高い精度が得られた。既存研究との比較で,都市域と非都市域を分けて検討したことで建物延床面積の総量に対して高い精度の推計が確認できた。

シソーラス用語： *合成開口レーダ ,  気象衛星 ,  *光 ,  面積 ,  建築物 ,  *モデル ,  *リモートセンシング ,  都市域 ,  数学モデル ,  線形性 ,  土地被覆 ,  愛知県 ,  岐阜県 ,  三重県 ,  静岡県 ,  DMSP【気象】 ,  延床面積 ,  線形モデル ,  非線形モデル ,  実用衛星 ,  気象観測機器 ,  飛翔体
準シソーラス用語： *衛星夜間光 ,  *推計モデル

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  建築工学一般  (RB01010M)

引用文献 (27件)：

• Hashimoto, S., Tanikawa, H., Moriguchi, Y. : Where will large amount of materials accumulated within the economy go? - A material flow analysis of construction materials for Japan, Waete Management, Vol.27, No.12, pp.1725-1738, 2007.
• 田中健介, 早川容平, 奥岡桂次郎, 杉本賢二, 谷川寛樹 : 都道府県における建築物・社会基盤施設の経年マテリアルストック推計に関する研究, 土木学会論文集, Vol.69, No.6 (環境システム研究論文集 第41巻) , pp.II_25-II_34, 2013.
• Muller D. B., T Wang, B. Duval., T. E. Graedel : Exploring the engine of anthropogenic iron cycles, Proceeding of the National Academy of Science of the United States of America, Vol, 103, No. 44, pp. 16111-16116, 2006.
• Gierlinger, S. and Krausmann, F : The physical economy of the United States of America. Journal of Industrial Ecology, Vol.16, No.3, pp. 365-377, 2009.
• 許峰旗, 醍醐市朗, 松野泰也, 足立芳寛 : 衛星画像を用いた建築, 土木における鋼材ストック推計, 鉄と鋼, Vol.96, No.8, pp.517-523, 2009.

タイトルに関連する用語 (7件)： 衛星 ,  夜間 ,  合成開口レーダ ,  建物 ,  延床面積 ,  推計モデル ,  開発