抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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作動流体中の湿度は超音速流特性に影響する。本稿は,室蘭工業大学の吸込超音速風洞の,湿度に対する流れの質を調べることにある。静圧変動が,測定部中に設置された,頂角10度の円錐模型に埋め込んだ非定常圧力センサによって測定される。結果は,Mach数2の超音速流が,相対湿度約50%の場合に,凝縮衝撃波の自励振動によって汚染されることを示す。またMach数2の流の中で,絶対湿度2(g/cm
3)の,臨界点以下で,動圧に対する,静圧変動が0.1%以下に得られることが示される。絶対湿度2(g/cm
3)から6(g/cm
3)の間の大気条件で,静圧変動が,周波数範囲1~30(kHz)で,超音速ノズル内で生成される微細氷粒子の相変化により,増加する可能性がある。自由流湿度に極度に敏感な,三次元境界層遷移に関する実験観察が例示される。