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J-GLOBAL ID:201402244578059340   整理番号:14A0101396

居住者の温冷感を考慮した空調負荷計算法に関する研究-ウォームビズとクールビズによる負荷削減効果の定量的評価について-

A STUDY ON AIR-CONDITIONING LOAD CALCULATION METHOD CONSIDERING THERMAL SENSATION OF RESIDENTS-Quantitative evaluation on the load reduction effect of WARM BIZ and COOL BIZ-
著者 (2件):
資料名:
号: 695  ページ: 73-81  発行年: 2014年01月30日 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現在の空調負荷計算法では,空調負荷は着衣量と直接関係せずに定義されているため,ウォームビズやクールビズによる負荷削減効果を設計段階で簡明に評価することは容易ではない。筆者らは,居住者の温冷感を考慮した新しい空調負荷計算法(「温冷感法」という)を提案した。ここでは温冷感法を用いて着衣量の増減による空調負荷の削減効果を定量的に評価した。1)ウォームビズ・クールビズ及び気流の工夫を行う場合は,着衣量を年間一定1.0cloとした場合に比べ年間冷暖房負荷が19~20%,夏期着衣量を一定0.6cloとした場合に比べ夏期冷房負荷が15~16%削減する。気流の工夫を併用すれば夏期冷房負荷が更に7~8%削減する。2)PMV設定値0±0.5とした場合は,PMV設定値0±0.0とした場合より年間冷暖房負荷が大きく削減(約23~26%)する。
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分類 (2件):
分類
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建築環境一般  ,  空気調和装置一般 
引用文献 (21件):
  • 1) 環境省、地球温暖化対策推進本部:地球温暖化対策推進大綱、p.52、2002.3 参照日:2013.3.20、http://www.env.go.jp/earth/ondanka/taiko/all.pdf
  • 2) 国土交通省:官庁施設におけるクールビズ/ウォームビズ空調システム導入ガイドライン、p.3、p.13、2009.7 参照日:2013.3.20、http://www.mlit.go.jp/common/000045501.pdf
  • 3) 伊藤尚寛、久野覚、内山堯正、中原信生:省エネルギー庁舎ビルの空調システムの性能評価に関する実態調査研究、第3報 室内環境の実測とアンケート調査、空気調和・衛生工学会論文集、No.35、pp.45-59、1987.10
  • 4) 石野久彌、郡公子、佐藤豊:空調熱負荷に影響を及ぼすオフィスの使われ方に関する研究、日本建築学会計画系論文集、第500号、pp.31-36、1997.10
  • 5) 猪股悦子、後藤伴延、三田村輝章、吉野博、田村明弘:オフィスにおける在室者の温熱適応性に関する実測調査 その5 着衣量および快適温度に関する考察、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.463-464、2006.9
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