抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
データパスを対象とした効率的なテスト生成手法として,機能的k時間展開モデルを用いたテスト生成法が提案されている。機能的k時間展開モデルを用いたテスト生成法では,データパス回路に対して複数の時間展開モデルを生成し,テスト生成を行う。さらに,生成された時間展開モデルの動作を実現するために,コントローラの拡大が実行される。コントローラ拡大によるハードウェアオーバヘッドの増加を抑えるため,生成される時間展開モデル数に制約が与えられている。機能的k時間展開モデルを用いたテスト生成において,高い故障検出率を達成するためには,テスト容易性の高い時間展開モデルの生成が重要となる。従来手法では,機能的k時間展開モデルの時間展開数のみがテスト容易性の評価基準として用いられる。しかしながら,時間展開数以外にテスト容易性に影響を与える要素が考えられる。本論文では,従来手法と比較してよりテスト容易性の高い機能的k時間展開モデルの生成法を検討するために,機能的k時間展開モデルのテスト容易性の評価を行う。実験では,例題回路に対して複数の機能的k時間展開モデルを生成し,各時間展開モデルの,検出故障数,テスト生成時間を評価する。(著者抄録)