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J-GLOBAL ID：201402245579625206   整理番号：14A0588392

近赤外分光法によるコンクリート構造物の劣化の診断(第4報)-塩化物イオンの推定精度向上の検討-

Diagnosis of Concrete Deterioration in Infrastructures using Near-Infrared Spectroscopy (Part 4)-An Investigation into the Estimation Accuracy Improvement of Chloride Ion-

著者 (4件)： 設楽徹 (岩手大 大学院連合農学研究科) ,  川島太郎 (山形大 農) ,  片平光彦 (山形大 農) ,  夏賀元康 (山形大 農)
資料名： 農業食料工学会東北支部報  (Tohoku Branch Report of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
号： 60  ページ： 57-60  発行年： 2013年12月31日 
JST資料番号： Y0291A  ISSN： 0287-9115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート構造物の劣化診断法として近赤外分光法が有効なことは第1報で示したが分析装置自体が高価で現場機器として課題が有り,以後各種のディテクタにつき性能/コストの視点で検討してきた。第3報では冷却が簡単なSiディテクタで測定可能な短波長域(650~1100nm)での測定を試みたが,塩化物イオンの推定精度に限界があった。今回はこれに400nmからの可視領域を加えて解析することで推定精度が改善できるか否かを検討した。使用した分光分析装置と実験条件と分析方法と,結果と考察を含む。

シソーラス用語： *赤外分光法 ,  近赤外分光分析 ,  *コンクリート構造 ,  *故障検出 ,  監視 ,  健全性 ,  寿命評価 ,  *劣化故障
準シソーラス用語： 健全性モニタリング ,  健全性評価 ,  構造健全性 ,  構造物欠陥同定

分類 (3件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  赤外・遠赤外領域の分光法と分光計  (BD07042H) ,  信頼性  (KB04040H)

引用文献 (18件)：

• 石川 幸宏・金田 尚志・魚本 健人・矢島 哲司 : 近赤外分光イメージングによるコンクリート中の塩分の定量化に関する提案 コンクリート工学年次論文集 Vol.28 NO.1(2006)
• 岩元 睦夫・河野 澄夫・魚住 純 近赤外分光法入門 幸書房(1994)
• 魚本 健人 : コンクリート構造物の非破壊検査技術 旺文社 (2007)
• 金田 尚志 : マルチスペクトル法によるコンクリート劣化物質検出手法の開発 東京大学学位論文(2004)
• 金田 尚志・石川 幸宏・魚本 健人 : 近赤外分光法のコンクリート調査への応用 コンクリート工学 Vol.43 NO.3(2005)

タイトルに関連する用語 (6件)： 近赤外分光法 ,  コンクリート構造物 ,  診断 ,  塩化物イオン ,  推定 ,  精度向上