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J-GLOBAL ID：201402245871943375   整理番号：14A1147755

統計解析と地球化学コードを用いた酸性坑廃水処理の将来予測に関する研究

A Predictive Model forthe Future Treatment of Acid Mine Drainage with Regression Analysis and Geochemical Modeling

著者 (6件)： 大塚啓司 (東大) ,  大塚啓司 (JFEスチール) ,  村上進亮 (東大 大学院工学系研究科) ,  山冨二郎 (東大 大学院工学系研究科) ,  小出瑠 (日本工営) ,  所千晴 (早稲田大 理工学術院 創造理工)
資料名： Journal of MMIJ  (Journal of MMIJ)
巻： 130  号： 10/11  ページ： 488-493  発行年： 2014年10月01日 
JST資料番号： F0463A  ISSN： 1881-6118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,我が国では約80の鉱山で坑廃水処理対策を実施している。これら休廃止鉱山では,坑廃水を中和処理や鉄酸化バクテリア法により処理し,中和と重金属の除去を行っており,年間約20億円もの政府補助金が支給されている。本稿では,現在,入手可能な水質モニタリングデータを用いた統計分析と著者らが開発したモデルの使用により,将来にわたる坑廃水の組成,殿物発生量,中和剤投入量の予測を行った。ケーススタディとして実在の閉鉱山を二つ取り上げ,実測値からモデルのパラメータを推定した後,将来の殿物量,中和剤量に関する検討を行った。

シソーラス用語： *鉱山排水 ,  *酸性廃水 ,  予測モデル ,  廃坑 ,  多重回帰分析 ,  濃度 ,  pH【水素イオン指数】 ,  環境影響 ,  予測 ,  統計解析 ,  環境モニタリング ,  *鉱山公害 ,  水質 ,  *廃水処理 ,  中性化 ,  *酸性鉱山排水 ,  中和剤 ,  *液状廃棄物 ,  モデル ,  *環境汚染 ,  *汚染
準シソーラス用語： 鉱害 ,  中和

分類 (2件)： 鉱害  (UA04050Z) ,  排水処理  (UA03042P)

引用文献 (10件)：

• JOGMEC:”酸性坑廃水問題の対処動向について”,2003. http://mric.jogmec.go.jp/public/current/03_03.html
• 経済産業省:”我が国の鉱害防止施策について”,2006. http://www.env.go.jp/council/09water/y099-04/mat03.pdf
• R. Koide, C. Tokoro, S. Murakami, T. Adachi and A. Takahashi:Mine Water Environ, 31 (2012) , 287-296.
• M. Sengupta : ”Environmental impacts of Mining”, Lewis Publishers, p.22-55, 1993.
• U.S. Geological Survey (2005) PHREEQC Release notes. USGS, Denver, CO, USA.

タイトルに関連する用語 (6件)： 統計解析 ,  地球化学 ,  酸性 ,  廃水処理 ,  将来予測 ,  研究