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J-GLOBAL ID:201402246106086061   整理番号:14A0165898

計算されたH2-の基底状態2Σu+構造 -基底関数依存性-

Calculated Molecular Structure of H2- in the Ground State 2Σu+ - Demonstration of Strong Basis Set Dependency -
著者 (5件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 190-195 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0127A  ISSN: 1347-3824  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Gaussian03に標準的に納められている基底関数系(6-311G**,6-311++G**,aug-cc-pVTZ,cc-pVTZ,D95,D95++)を用いてDiffuse関数の有無によるH2-の基底状態2Σu+の構造の基底関数依存性を示す.計算方法はHF法およびMP2法,そしてFull CI法である.Diffuse関数を含まない通常の基底関数系では,H2-はH2の反結合性軌道に電子が入るので,H2-の基底状態2Σu+の核間距離はH2の核間距離に比べ大きくなる.Diffuse関数を含む基底関数系を用いると電子は大きく広がった軌道に入るためH2-の基底状態2Σu+の構造はH2の構造に近い構造となる.H2-の基底状態2Σu+の構造とdiffuse関数のζ()の関係も示した.Diffuse関数のζが大きくが小さいとき,H2-の基底状態2Σu+の構造はH2のそれより長くなり,diffuse関数のζが小さくが大きいとき,H2-の基底状態2Σu+の構造はH2のそれに近くなる。(著者抄録)
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分類 (5件):
分類
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分子の電子構造  ,  分子の幾何学的構造一般  ,  電子と分子の衝突・散乱  ,  計算機シミュレーション  ,  数値解析,近似法 
引用文献 (16件):
  • [1] H. S. Taylor, F. E. Harris, J. Chem. Phys., 39, 1012 (1963).
  • [2] R. D. Harcourt, J. Phys. B: At. Mol. Phys. Opt., 20, L617 (1987).
  • [3] C. W. Bauschlicher, Jr., J. Phys. B: At. Mol. Opt. Phys., 21, L413 (1988).
  • [4] R. McWeeny, J. Mol. Struct.(Theochem), 261, 403 (1992).
  • [5] P. L. Gertitschke, W. Domcke, Phys. Rev. A, 47, 1031 (1993).
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