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J-GLOBAL ID:201402246182112063   整理番号:14A0225921

マイクロウェーブ抽出を用いる土壌中有機汚染物質のスクリーニング法の開発

Development of Rapid Screening Method for Organic Pollutants in Soils and Sediments with Microwave Extraction
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号: 11  ページ: 971-978 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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土壌中有機汚染物質のスクリーニング法として,マイクロウェーブを用いた前処理とガスクロマトグラフィー/質量分析法(GC/MS)用データベースを組み合わせた手法を開発した.本法の有効性と適用限界を評価するため,広範な物性値を持つ農薬類64物質を対象に添加回収試験を行った.その結果,本法の適用範囲は,水・オクタノール分配係数(Log Pow)が2程度以上の物質であり,ヘキサンと水の二相系溶媒による抽出条件において,最も網羅的な分析を行うことができた.一部の物質では分解等による損失が確認されたが,対象とした64物質のうち53物質(約83%)において,目標回収率(50~150%)を達成した.また,実試料を用いた試験では,本法による有機塩素系農薬の定量値は,ソックスレー法に対して89~138% とおおむね同等であり,繰り返し精度についても差異のない結果が得られた.今後,試料数を増やして検討を続けていく必要はあるが,本法は低極性から無極性の有機汚染物質を広範に計測できることから,土壌中の有機汚染物質のスクリーニング法として有用であると考えられる.(著者抄録)
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分類 (2件):
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農薬  ,  土壌汚染 
引用文献 (14件):
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