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J-GLOBAL ID：201402247284090516   整理番号：14A1213941

大阪湾湾奥・尼崎港での海~陸の栄養塩循環の活動と評価の試み

EVALUATION OF A LAND-SEA NUTRIENT CYCLE PROJECT ALONG THE AMAGASAKI PORT, OSAKA BAY

著者 (8件)： 上月康則 (徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  中岡禎雄 (尼崎市立南武庫之荘中学校) ,  中西敬 (日建工学(株)) ,  森本登志也 (大阪湾広域臨海環境整備センター) ,  玉井卓也 (徳島市市役所) ,  森紗綾香 (環境システム(株)) ,  山中亮一 (徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  奥嶋政嗣 (徳島大学 大学院ソシオテクノサイエンス研究部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 70  号： 2  ページ： I.1098-I.1103 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大阪湾湾奥の尼崎港で行われている,過剰な栄養塩を海と陸とで循環させることによる環境改善,地域課題解決に向けた協働の取り組みについて評価を行った.協働の規模で可能な「水環境改善の効果」を定量的に理解することができた.特に栄養塩の系外除去による汚濁防止効果は確実でわかりやすく,広く共有できる結果であった.「地域課題の解決」では,本活動の成果は埋立地の緑化や低炭素型社会形成にも寄与できること,環境意識を高め,尼崎の海への郷土意識を醸成させることもできていた.特に学校教育と連携すれば教育効果はさらに高めることもできると思われる.最後に協働の仕組みが活性を失わず,継続されているのは,活動の内容が多様で,多様な関心を持つ参加者に対応できていたことが示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： *栄養塩類 ,  *循環 ,  *環境保全 ,  学校教育 ,  *閉鎖性水域 ,  富栄養化 ,  藻場 ,  干潟 ,  堆肥化 ,  ディーゼル燃料 ,  生物燃料 ,  緑化 ,  バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： BDF【燃料】 ,  市民活動 ,  水環境保全 ,  水質汚濁防止 ,  *大阪湾 ,  低炭素型社会 ,  内湾

分類 (2件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 大阪湾 ,  尼崎 ,  海 ,  栄養塩 ,  循環 ,  活動 ,  評価 ,  試み