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J-GLOBAL ID:201402247558084640   整理番号:14A0844414

状態空間モデルを用いた階層ベイズ推定法によるキョン(Muntiacus reevesi)の個体数推定

Bayesian estimation of Reeves’ muntjac (Muntiacus reevesi) populations using state-space models
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 53-72 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: Y0375A  ISSN: 0385-437X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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千葉県房総半島に生息するキョン(Muntiacus reevesi)の2006年度~2011年度末時点における59管理ユニットの個体数について,糞粒法,区画法の調査結果およびユニット別,年別捕獲数を用いて状態空間モデルを構築し,階層ベイズ推定法で推定した.推定の結果,2011年度末の合計個体数は中央値19,826頭(95%信用区間:14,542~26,422頭)となった.従来の糞粒区画法と出生数捕獲数法による総個体数推定値は,やや過少評価していた.ベイズ法を利用することで,より推定幅が狭く精度の高い推定が可能となった.個体群増加率は平均1.294であった.野外で捕獲された個体の性齢構成と妊娠率から,年1回の繁殖を仮定すると,個体群増加率は1.356ないし1.407となることから,無視できない程度に大きい死亡率が個体群動態に寄与していることが推測された.(著者抄録)
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (54件):
  • 浅田正彦.2002.キョン.外来種ハンドブック(日本生態学会,編),p. 79.地人書館,東京.
  • 浅田正彦.2009.千葉県におけるキョンの分布状況と個体数推定(2008年度).千葉県生物多様性センター研究報告 1: 21-26.
  • 浅田正彦.2011.2009年度「野生獣の生息状況・農作物被害状況アンケート調査」結果.千葉県生物多様性センター研究報告 3: 1-15.
  • 浅田正彦.2012.千葉県におけるキョンの個体数推定および栄養状態モニタリング(2010年度).千葉県生物多様性センター研究報告 5: 37-44.
  • 浅田正彦.2013.千葉県におけるキョンの個体数推定および栄養状態モニタリング(2011年度).千葉県生物多様性センター研究報告 6: 20-28.
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