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J-GLOBAL ID：201402248196065338   整理番号：14A0587260

有機物の分解過程を考慮した河口域に堆積する有機泥の性状に関する考察

STUDY ON THE PROPERTIES OF DEPOSITED SEDIMENT IN ESTUARINE REGION CONSIDERING THE DECOMPOSITION PROCESS OF ORGANIC MATTER

著者 (4件)： 福井勝吾 (広島大学) ,  中岡孝行 (広島大学) ,  中下慎也 (広島大学) ,  日比野忠史 (広島大学)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 69  号： 4  ページ： I.1417-I.1422 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 早期に下水道が整備された都市域では計画を超える排水量の増大により,水環境悪化が問題になっている。干潟や底質環境の悪化は堆積した有機泥の嫌気性細菌による還元物質の生成が主原因である。本研究では,水質浄化を進めるための基本的知見となる河岸や河口域,海域底層に堆積している有機泥の主な分解過程である嫌気性分解について検討した。燃焼試験で得られた有機泥の燃焼特性から,有機泥は有機物量だけではなく,不安定な有機物と腐植性有機物の構成比を評価することが可能になった。また,有機泥の燃焼特性を用いることで有機泥中に含まれる有機物の分解速度を求めることができ,沿岸域に嫌気状態で堆積している有機泥の堆積状態を説明するための手法を提案した。

シソーラス用語： *有機物 ,  過程 ,  河口 ,  *河口堆積物 ,  泥層 ,  河川水 ,  河岸 ,  底層 ,  *嫌気性処理 ,  浄化 ,  燃焼特性 ,  速度 ,  間隙水 ,  フミン酸 ,  海底堆積物 ,  湾 ,  燃焼温度 ,  嫌気性菌
準シソーラス用語： 嫌気性細菌 ,  広島湾 ,  *水質浄化 ,  *分解過程 ,  分解速度

分類 (1件)： 河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 有機物 ,  分解過程 ,  河口域 ,  堆積 ,  有機泥 ,  性状