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J-GLOBAL ID：201402248571072614   整理番号：14A0218740

新しいレーザブレージング法によるセラミックスと金属の異材接合

著者 (3件)： 永塚公彬 (大阪大 接合科研) ,  瀬知啓久 (鹿児島県工技セ) ,  中田一博 (大阪大 接合科研)
資料名： スマートプロセス学会誌  (Journal of Smart Processing - for Materials, Environment & Energy -)
巻： 3  号： 1  ページ： 10-18  発行年： 2014年01月20日 
JST資料番号： F0907C  ISSN： 2186-702X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セラミックスと金属の接合方法としては,一般にろう付が行われている。レーザブレージングとは,熱源にレーザを用いるろう付方法であり,ろう材をあらかじめろう付部に設置する置きろう方式と,ろう材を連続的に供給する差しろう方式がある。本稿では,置きろう方式の新しいレーザブレージング法を紹介する。本レーザブレージング法においては,雰囲気制御が可能な小型のチャンバー中で接合を行うが,加熱が局部的で,かつ加熱および冷却が短時間で行われることなどから,炉中ろう付に必要な高真空排気装置を必要とせず,低真空排気後にArフロー中で接合を行うことが可能である。黒鉛,炭化ケイ素およびサイアロンと超硬合金のろう付において,ろう材中のTi添加量が界面構造および接合継手強度に及ぼす影響について報告する。

シソーラス用語： *ろう付 ,  *レーザ照射 ,  接合 ,  セラミック ,  グラファイト ,  炭化ケイ素 ,  SIALON ,  超硬合金 ,  炭化タングステン ,  コバルト含有合金 ,  *ろう材 ,  銀合金 ,  銅含有合金 ,  チタン添加合金 ,  表面構造 ,  YAGレーザ ,  パルスレーザ ,  電子顕微鏡観察 ,  付着強さ ,  残留応力 ,  ダイヤモンド ,  *異種材料接合 ,  継手強度 ,  走査電子顕微鏡法 ,  透過型電子顕微鏡法 ,  界面構造 ,  構造 ,  鉱石 ,  宝石
準シソーラス用語： レーザブレージング ,  黒鉛 ,  界面組織 ,  事例紹介

分類 (1件)： ろう付  (WC07050C)

引用文献 (36件)：

• 1) 佐久間健太:“セラミックス材料学”、海文堂出版株式会社(2004).
• 2) 小松和蔵、佐多俊之、守吉佑介、北澤宏一、植松敬三:“セラミックス材料科学入門(基礎編、応用編)”、株式会社内田老鶴圃新社(1980).
• 3) 社団法人日本金属学会:“金属便覧”、丸善株式会社(2000).
• 4) 村上陽太郎、亀井清、山根壽巳、長村光造:“金属材料学”、株式会社朝倉書店(2004).
• 5) 田中俊一郎:セラミックス、25-3 (1990) 200-204.

タイトルに関連する用語 (3件)： レーザ ,  ブレージング ,  セラミックス