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J-GLOBAL ID:201402249113670134   整理番号:14A0044392

瘤誘導タマバエによる日本産ヨモギ瘤誘導での植物ホルモン

Phytohormones in Japanese Mugwort Gall Induction by a Gall-Inducing Gall Midge
著者 (4件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 1942-1948 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0021A  ISSN: 0916-8451  CODEN: BBBIEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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多くの昆虫種は宿主植物に瘤を誘導する。液体クロマトグラフとタンデム質量分析はArtemisia princepsに瘤を誘導するタマバエ(Ropalomyia yomogicola)が高い量のインドール-3-酢酸とサイトカイニンを含むことを示した。タマバエの幼虫はトリプトファンからインドール-3-酢酸も合成した。瘤組織部分を詳細に観察すると,リグニンで着色しない小さい細胞で出来ている給餌栄養組織を構成する瘤の部分を除いて,幼虫小室は広範囲にリグニン沈殿物がある二次細胞壁を持つ細胞の層で囲まれていることを示した。二次細胞壁の合成に関与する遺伝子の発現分析によってこれらの2タイプの組織の間の差を確認した。植物ホルモンが瘤の給餌部分を新鮮な栄養組織に保つ作用をしていると思われる。筆者らの以前の研究結果と併せると,ここで報告した事柄は瘤誘導での植物ホルモンの重要性を示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物ホルモン 
物質索引 (1件):
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引用文献 (11件):
  • 1) Yamaguchi H, Tanaka H, Hasegawa M, Tokuda M, Asami T, and Suzuki Y, New Phytol., 196, 586-595 (2012).
  • 2) Mapes CC and Davies PJ, New Phytol., 151, 195-202 (2001).
  • 3) Mapes CC and Davies PJ, New Phytol., 151, 203-212 (2001).
  • 4) Straka JR, Hayward AR, and Emery RJN, J. Plant Int., 5, 197-203 (2010).
  • 5) Tooker JF and De Moraes CM, Arthropod-Plant Int., 5, 115-124 (2011).
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