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J-GLOBAL ID:201402249311542699   整理番号:14A0082694

熱帯熱マラリア原虫が引き起こすアルテミシニン耐性マラリアの分子マーカー

A molecular marker of artemisinin-resistant Plasmodium falciparum malaria
著者 (40件):
資料名:
巻: 505  号: 7481  ページ: 50-55  発行年: 2014年01月02日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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南東アジアでは,アルテミシニン誘導体に耐性を示す熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)が広まっており,マラリアの管理や根絶を目指す世界的活動に対する脅威となっている。緊急に必要なのは,アルテミシニン耐性の拡大を監視するための分子マーカーである。我々は,アフリカで得られたアルテミシニン耐性マラリア原虫株の1つとカンボジアで得られたマラリア原虫臨床分離株の全ゲノム塩基配列解読により,PF3D7_1343700 kelch propeller domain(「K13-propeller」)遺伝子内の変異とアルテミシニン耐性との間の関連をin vitroおよびin vivoで明らかにした。変異型K13-propeller対立遺伝子は,耐性が広まっているカンボジア各州に集中的に見られ,また,優性変異型K13-propeller対立遺伝子の出現頻度の上昇は,西カンボジアにおける最近の耐性拡大と相関している。変異型対立遺伝子の存在とin vitroでのマラリア原虫生存率およびin vivoでのマラリア原虫除去率の間に強い相関が見られることは,K13-propeller変異がアルテミシニン耐性の重要な決定因子であることを示している。K13-propeller多型は,大メコン圏にアルテミシニン耐性を封じ込め,その世界的拡大を防ぐための大規模な監視の取り組みに役立つ分子マーカーである。Copyright Nature Publishing Group 2014
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究 
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