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J-GLOBAL ID：201402249342209700   整理番号：14A0408520

打撃音および打撃力に基づくアスファルト舗装の構造評価に関する基礎的研究

FUNDAMENTAL STUDY ON STRUCTURAL EVALUATION OF ASPHALT PAVEMENT USING IMPACTING TECHNIQUE

著者 (3件)： HENG Salpisoth (京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻) ,  大島義信 (京都大学 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  河野広隆 (京都大学 工学研究科都市社会工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 69  号： 3  ページ： I.159-I.166 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,途上国などで利用される比較的薄い層を有するアスファルト舗装を対象として,インパクトハンマを用いた簡易的な構造評価に関する基礎的な検討を行った.ここでは,まず実際の舗装を模擬したモデル舗装に対して打撃試験を行い,ハンマによる打撃音および打撃力の特性と舗装の剛性との関係について明らかにした.その結果,打撃音の卓越周波数は路床剛性の影響を強く受けること,また打撃力の機械インピーダンス比がある深さまでの平均的な舗装剛性と線形的な関係にあることが明らかとなった.次に,有限要素法を用いたパラメトリック解析を行った結果,打撃音の卓越周波数が路床の弾性係数の平方根と線形的な関係があることが明らかとなった.以上より,打撃力および打撃音の評価を合わせることで,舗装剛性の簡易的な評価が可能であることが示せた.(著者抄録)

シソーラス用語： *アスファルト舗装 ,  *舗装試験 ,  衝撃音 ,  手工具 ,  衝撃試験 ,  剛性 ,  固有振動数 ,  路床 ,  インピーダンス ,  弾性係数 ,  ハンマ ,  衝撃力 ,  卓越振動数 ,  機械的性質
準シソーラス用語： インパクトハンマ ,  打撃音 ,  打撃試験 ,  打撃力 ,  卓越周波数 ,  舗装剛性

分類 (1件)： アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R)

引用文献 (15件)：

• 1) 例えば,World Bank report, credit No3181-KH : Road Rehabilitation Project-Location Referencing and Condition Survey, LRCS Final Report, November 2004.
• 2) 土木学会:舗装工学の基礎,舗装工学ライブラリー7,2012.
• 3) 例えば,小澤良明,松井邦人,松枝冨士雄:表面波を用いた舗装構造診断への理論的アプローチ,土木学会舗装工学論文集,第6巻,pp. 122-131,2001.12.
• 4) 土木学会:FWDおよび小型FWD運用手引き,舗装工学ライブラリー2,2002.
• 5) 阿部長門,丸山暉彦,姫野賢治,林正則:たわみ評価指標に基づく舗装の構造評価,土木学会論文集,No. 460/V-18,pp. 41-48,1993.2.

タイトルに関連する用語 (5件)： 打撃音 ,  打撃力 ,  アスファルト舗装 ,  構造評価 ,  基礎的研究