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J-GLOBAL ID：201402251371643502   整理番号：14A1046440

ミニカボチャの貯蔵中におけるカロテノイド色素の変化

Changes in the Composition of Carotenoid Pigments in Mini-pumpkin Fruit During Storage

著者 (5件)： 渡辺慶一 (日本大学短大) ,  木内和哉 (日本大 生物資源科学) ,  土屋正邦 (日本大 生物資源科学) ,  立石亮 (日本大 生物資源科学) ,  井上弘明 (日本大 生物資源科学)
資料名： 日本食品科学工学会誌  (Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology)
巻： 61  号： 8  ページ： 367-370  発行年： 2014年08月15日 
JST資料番号： F0895A  ISSN： 1341-027X  CODEN： NSKKEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ミニカボチャの貯蔵中におけるカロテノイド含量を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により分析した。ゼアキサンチンとルテインが,‘栗坊’,‘ほっこり姫’の両品種の収穫時の果実で主要なカロテノイドであった。ルテイン含量は両品種で最も高く,次いで,ゼアキサンチン,β-カロテン,ビオラキサンチン,アンテラキサンチン,ネオキサンチン,α-カロテンの順で蓄積がみられた。これらカロテノイド含量および糖度は,‘栗坊’では収穫後3ケ月間増大し,その後減少した。‘ほっこり姫’では収穫後1ケ月まで増加したが,2ケ月後には減少した。(著者抄録)

シソーラス用語： *カボチャ ,  貯蔵 ,  含有量 ,  経時変化 ,  品種差 ,  *カロチノイド ,  高速液体クロマトグラフィー ,  共役ジエン ,  不飽和アルコール ,  脂環式アルコール ,  ジオール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： カロテノイド ,  *ミニカボチャ ,  食品貯蔵

分類 (2件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (2件)： ゼアキサンチン ,  ルテイン

引用文献 (10件)：

• 渡辺慶一, 土岐知久, 野口総一郎, カボチャ ‘九重栗',‘みやこ’のカロテノイド色素について, 園芸学雑誌, 68, 別冊 1, p.130(1999).
• 渡辺慶一, 永石陽子, 岩井美希, 土岐知久, 野口総一郎, 伊藤涼子, カボチャ果実におけるカロテノイド色素の種・品種間差異, 園芸学会雑誌, 70, 別冊 1, p.118 (2001).
• 渡辺慶一, 立石 亮, 眞岡孝至, カボチャ属におけるカロテノイド色素の種間差異, 園芸学会雑誌, 73, 別冊 2, p.358(2004).
• 近 雅代, 榛葉良之助, カボチャのカロチノイド蓄積, 日本家政学会誌, 39, 1059-1064 (1988).
• 近 雅代, 果実, 野菜類の色調とカロチノイド色素に関する研究, 奈良女子大学学位論文, (1990).

タイトルに関連する用語 (4件)： カボチャ ,  貯蔵 ,  カロテノイド ,  色素