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J-GLOBAL ID:201402252023470960   整理番号:14A0313178

丹沢西部の急峻山岳流域における地形介在性森林構造の空間パターン

Spatial pattern of forest structure mediated by topography in a steep mountain basin in West Tanzawa, Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 205-214  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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急峻山岳地域において,地質学的活動は,一般に高く,森林構造は,地表面変遷および地形によって支配されるが,集水域規模では,めったに調査されていない。著者らは,丹沢山の温帯林による覆われた306haの流域の全域で,標準間隔で配置した105試験区(0.01ha)において,胸高直径が5cm以上の樹木の現地調査を行った。全基底面積(Total BA),最大樹木の基底面積(MAX BA),ならびに,単位面積当たりの樹木および種の数を,地形変数に関して調査した。その結果,MAX BAは,主要尾根および穏やかな斜面上で大きく,一方,樹木数は,分枝尾根および薄い土壌上で多かった。MAX BAおよび樹木数は,両方とも,Total BAに,有意に寄与したが,前者は,より大きな影響を持った。各々の種に対する解析から,主要尾根上の高いMAX BA値は,主に,遷移後期種によって説明された。地表安定性は,森林構造の空間パターンを支配した。種間の複雑地形ニッチ分化が見られた。例えば,ブナ(最優占最大種)は,高い標高の平坦地表上に生じる傾向があり,そして,そのBAは,深い土壌の主要尾根周辺で大きくなった。最多量種(カタシデ)は,急峻斜面および薄い土壌上に生じる傾向があり,そして,そのBAは,北向き斜面上で大きかった。したがって,複雑地形起伏は,流域の生物多様性を強調する生息地不均一性を促進する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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森林生物学一般  ,  植物に対する影響 

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