抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報では,生およびディープフライイング(150°C;2,4,6,9,12,15分)されたナンキンマメについて,機器特性評価し,構造を解析し,一般的日本人消費者(n=330)におけるテクスチャー嗜好性を調べた。嗜好性については性差,年齢差を調べた。フライイング時間が長いと破壊強さ(FF)が26Nから18Nへ,破壊距離(DF)が2.4mmから1.0mmへ低下し,脆性が増した。断面の微細構造画像から,フライイング中での不均一性増加が示された。嗜好性平均スコアは4,6,9,12,15分フライの試料で3.0~3.4で,2分でのスコア(2.5~2.6)を上回っており,消費者は壊れやすいナンキンマメを好んだ。この傾向は,若い被験者(15~29歳)に比べて中年以上(30歳以上)に顕著であり,テクスチャー受容性は年齢の高い消費者にとって重要であることが分かった。Mann-Whitney’s U試験からは,性差による嗜好性の違いは見られなかった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.