文献

J-GLOBAL ID：201402253375343697   整理番号：14A0146368

放射性汚染した水生環境からの放射性セシウム,ヨウ素及びストロンチウムを除去することができるミクロ藻類と水生植物に対するグローバル検索 バイオレメディエーション戦略

Global searches for microalgae and aquatic plants that can eliminate radioactive cesium, iodine and strontium from the radio-polluted aquatic environment: a bioremediation strategy

著者 (8件)： FUKUDA Shin-ya (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  IWAMOTO Koji (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  ATSUMI Mika (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  YOKOYAMA Akiko (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  NAKAYAMA Takeshi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  ISHIDA Ken-ichiro (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  INOUYE Isao (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SHIRAIWA Yoshihiro (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Plant Research  (Journal of Plant Research)
巻： 127  号： 1  ページ： 79-89  発行年： 2014年01月 
JST資料番号： G0618A  ISSN： 0918-9440  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年3月の福島第1原子力発電所事故によって,主に放射性Cs,Sr及びIによって構成される全推定量の6.3×10¹⁷Bqである非常に高濃度の放射性核種が,環境に放出された。これら放射性核種が親生物性であるので,早急な危険が生態系の生物摂取量及び以後の食物網汚染の原因で生じる。環境からの放射性核種の早急な除去は,生命体のかなりの放射性核種を防除するために必要である。本研究の目的は,環境からこれら放射性核種を効率的に除去することができるミクロ藻類と水生植物を選択することである。培地由来の放射活性Cs,Sr及びIの排出速度と単細胞あるいは多細胞内の放射性核種の蓄積能力の測定によって,水生動物かつ藻類の能力を評価した。ミクロ藻類,水生植物及び未確認の藻類種からの調査される188の品種の間で,著者らは培地から高濃度放射活性のCs,SrとIを蓄積するそれぞれの6,3と8系統を同定した。特に,新規真正眼点藻植物の単細胞藻類系統であるnak9は,高度に細胞性蓄積よって培地由来の放射活性Csを除去ができることを示した。その結果は,福島地域の放射性汚染の減少に対する重要な戦略を提示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 放射能汚染 ,  生息環境 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  ヨウ素同位体 ,  ストロンチウム同位体 ,  除去 ,  浄化 ,  藻類 ,  水生植物 ,  検索 ,  *バイオレメディエーション ,  生体内蓄積 ,  発電所 ,  原子炉事故
準シソーラス用語： グローバル検索 ,  ミクロ藻類 ,  除染 ,  水生環境 ,  福島原発事故 ,  福島第一原子力発電所 ,  放射性ストロンチウム ,  放射性セシウム ,  放射性ヨウ素

分類 (3件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  物質の代謝  (EH02050Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 放射性汚染 ,  水生環境 ,  放射性セシウム ,  ヨウ素 ,  ストロンチウム ,  ミクロ藻類 ,  水生植物 ,  グローバル検索 ,  バイオレメディエーション ,  戦略