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J-GLOBAL ID：201402254346855260   整理番号：14A0713391

ヒポキシロノールCの抗血管新生活性

Antiangiogenic Activity of Hypoxylonol C

著者 (6件)： FUKAI Miyuki (Meiji Pharmaceutical Univ., Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Toshihiro (Meiji Pharmaceutical Univ., Tokyo, JPN) ,  NAGASAWA Ikuko (Meiji Pharmaceutical Univ., Tokyo, JPN) ,  KINOSHITA Kaoru (Meiji Pharmaceutical Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI Kunio (Meiji Pharmaceutical Univ., Tokyo, JPN) ,  KOYAMA Kiyotaka (Meiji Pharmaceutical Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 77  号： 4  ページ： 1065-1068  発行年： 2014年04月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)におけるヒポキシロノールCの血管新生に対する阻害作用のメカニズムを探索した。Hypoxylon truncatum(クロコブタケ)の子実体からベンゾ[j]フルオランテン誘導体であるヒポキシロノールCを単離し,PET膜フィルターを利用してHUVECへの移動作用を調べたところ,投与量増加に伴って移動細胞数は減少した。管形成作用への阻害作用も投与量依存的に阻害した。また,ヒポキシロノールCが細胞周期および細胞接着に関与する遺伝子のmRNA量をダウンレギュレーションすることがcDNAマイクロアレイ法により明らかになった。以上から,ヒポキシロノールCがG2/M期を阻止することにより血管新生の阻害を引き起こすことがわかった。

シソーラス用語： *薬理作用 ,  *血管内皮細胞 ,  *培養細胞 ,  *作用機序 ,  細胞接着 ,  mRNA ,  ダウンレギュレーション ,  *バイオチップ ,  増殖阻害 ,  血管形成術 ,  *芳香族縮合化合物 ,  血管外科 ,  バルーン拡張法
準シソーラス用語： *cDNAマイクロアレイ ,  G2/M期停止 ,  *ヒト臍帯静脈内皮細胞 ,  血管形成 ,  *抗血管新生作用 ,  細胞周期制御 ,  *作用メカニズム

分類 (3件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： (1S)-1β,3α,4,9-テトラヒドロキシ-1,2,3,6bα,7,8-ヘキサヒドロベンゾ[j]フルオランテン-8-オン

タイトルに関連する用語 (2件)： 血管新生 ,  活性