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J-GLOBAL ID：201402254663470489   整理番号：14A0942923

溶融銅用起電力型水素センサの実用化

Development of Electromotive-Force Type Hydrogen Sensor for Copper Melting Process

著者 (7件)： 栗田典明 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  奥山勇治 (宮崎大 テニュアトラック推進機構) ,  祖父江孝之 (名古屋工大) ,  大島智子 (TYK 機能材料研) ,  木股幸司 (TYK 機能材料研) ,  寺西裕紀 (TYK 機能材料研) ,  武津典彦 (名古屋工大 大学院)
資料名： 銅と銅合金  (Journal of Japan Institute of Copper)
巻： 53  ページ： 171-176  発行年： 2014年08月01日 
JST資料番号： S0603A  ISSN： 1347-7234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 溶解銅中の水素について酸素センサと同様に溶融銅に浸漬してリアルタイムに溶解水素量を連続的に表示する水素センサを開発した。アルミナのプロトン導電体を固体電解質としてガス濃淡電池を構成し,電池型水素センサを実現する原理を示した。固体電解質,センサプローブ用シース管,耐熱衝撃保護キャップの選定等について述べ,センサの構造を示した。現場測定を踏まえセンサの不安定作動の原因究明と問題解決を行った。本センサにより,溶解水素量の連続監視が可能となり,銅の素形材製造工程における鋳造欠陥回避に向けた高度なプロセス制御ができる。

シソーラス用語： *銅 ,  *溶融金属 ,  融解 ,  起電力 ,  *ガスセンサ ,  水素 ,  浸漬 ,  実時間処理 ,  アルミナ ,  プロトン伝導 ,  固体電解質 ,  濃淡電池 ,  現場試験 ,  溶解 ,  監視 ,  プロセス制御 ,  鋳造欠陥 ,  実用化 ,  *水素センサ ,  欠陥

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  炉,鋳造設備  (WC01070I)

引用文献 (9件)：

• 幸塚善作:日本金属学会会報,32(1993),660-667.
• 矢嶋 保,岩原弘育,武津典彦,大橋照男,小出邦博: 軽金属,42(1992),262-267.
• N.Kurita, N. Fukatsu, S. Miyamoto, F. Sato, H. Nakai, K. Irie and T. Ohashi:Met. Mater. Trans. B, 27B(1996),929-935.および 栗田典明,武津典彦,内藤明,小出邦博,大橋照男:資源と素材,113巻(1997), 45-51.
• 奥山勇治,栗田典明,武津典彦:資源と素材,125 (2009),389-394.
• Okuyama Y., Kurita N., Yamada A., Takami H., Ohshima T., Katahira K., Fukatsu N.:Electrochimica Acta,55(2009),470-474.および 奥山勇治,栗田典明,武津典彦:銅と銅合金,49(2010),292-296.

タイトルに関連する用語 (5件)： 溶融 ,  銅 ,  起電力 ,  水素センサ ,  実用化