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J-GLOBAL ID：201402254712759376   整理番号：14A0889378

地域特性に適応した有機農業生産技術体系の構築 第1章 東北地域等の寒冷地水田作における有機栽培技術体系の開発と経営評価 1 東北太平洋側乾田地帯における有機栽培技術体系の開発

著者 (5件)： 中山壮一 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  長谷川浩 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  長谷川浩 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  高橋太一 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  関矢博幸 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 526  ページ： 92-95  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)有機肥料を使った育苗技術の開発:4gの窒素を施用することで,マット苗でも有機栽培による育苗が可能と判断した。(イ)畝立て耕起による各種効果の検証:畝立て耕により,種子発生雑草のコナギ,イヌホタルイおよび多年性雑草のオモダカの生育量を抑制することができ,水稲の収量,穂数についても畝立て>対照であり,畝立て耕の有効性が確認できた。(ウ)有機栽培技術体系の実証:研究開始時設定した,1)420kg/10a以上の水稲収量,2)75点以上の食味値および3)対慣行栽培比130%未満の生産費の達成目標は,2012年度はいずれも達成することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *東北地方 ,  *農地 ,  *有機農法 ,  科学技術 ,  技術開発 ,  有機質肥料 ,  窒素 ,  苗 ,  育苗 ,  うね立て ,  耕うん ,  雑草 ,  雑草防除 ,  水稲 ,  収率 ,  点検 ,  センサ ,  分析機器 ,  製造原価 ,  *乾田 ,  栽培技術 ,  食味計
準シソーラス用語： マット苗 ,  雑草制御 ,  有効性確認

分類 (3件)： 施肥法・肥効  (FB05030Y) ,  稲作  (FC03020C) ,  雑草による植物被害  (FC04062J)

引用文献 (7件)：

• 臼井智彦ら(2013).水稲有機栽培における機械除草を中心とした除草体系.東北農業研究成果情報.印刷中.
• 田渕浩康ら(2012).冬期畝立て耕起による除草技術の開発とその多面的機能の解明-イナワラ分解への影響について-.第13回日本有機農業学会大会資料集.123-125.
• 阿部大介ら(2012).水稲非作付け期間の稲わら分解条件の違いがコナギの発芽に与える影響.第13回日本有機農業学会大会資料集.82-84.
• 三木孝昭ら(2012).寒冷地有機水稲栽培における稲わらすき込み時期と移植時期が水稲および雑草におよぼす影響.第13回日本有機農業学会大会資料集.85-87.
• 小林隆ら(2012).有機栽培に使用できるケイ酸資材のイネいもち病防除効果.北日本病害虫研究会報.63:22-26.

タイトルに関連する用語 (13件)： 地域特性 ,  適応 ,  有機農業 ,  体系 ,  構築 ,  地域 ,  寒冷地 ,  水田 ,  有機栽培 ,  開発 ,  経営評価 ,  太平洋 ,  乾田