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J-GLOBAL ID：201402255155746122   整理番号：14A0679781

既存データを用いた“(地下水)不動領域”の推定-石狩低地帯を事例として-

著者 (6件)： 井川怜欧 (産業技術総合研 地質調査総合セ) ,  町田功 (産業技術総合研 地質調査総合セ) ,  越谷賢 (サンコーコンサルタント) ,  小野昌彦 (産業技術総合研 地質調査総合セ) ,  内田洋平 (産業技術総合研 地質調査総合セ) ,  丸井敦尚 (産業技術総合研 地質調査総合セ)
資料名： 地下水学会誌  (Journal of Groundwater Hydrology)
巻： 56  号： 2  ページ： 121-133  発行年： 2014年05月30日 
JST資料番号： Z0799A  ISSN： 0913-4182  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 二酸化炭素の地中貯留や放射性廃棄物の地層処分などの大規模地下空間の利用や淡水地下水資源調査において,長期の海水準変動の影響による地下水流動が生じない,“(地下水)不動領域”を見つけることは広域地下水流動評価の観点から重要である。一方で,国内の平野・盆地における不動領域の深度の見積もりや支配要因に関する十分な考察はなされていない。そこで本研究では評価指標の一つであるCl^-濃度データを用いて北海道石狩低地帯を対象に不動領域の見積もりを行ない,不動領域が上部中新世以深の地層に形成されている可能性を見出した。(著者抄録)

シソーラス用語： *地下水 ,  二酸化炭素 ,  低地 ,  *北海道 ,  不動態 ,  *地下水流動 ,  *水文地質 ,  塩水 ,  イオン ,  濃度 ,  地層 ,  土壌調査 ,  現地調査 ,  濃度分布 ,  塩素イオン ,  石狩低地 ,  放射能濃度 ,  状態

分類 (2件)： 地下水学  (DC07040Y) ,  土木地質学・水文地質学一般  (DE09080K)

引用文献 (52件)：

• 石井武政・風早康平・安原正也・佐藤 努(1995):地下水調査から推定される神戸市周辺の潜在断層.地質ニュース,491,29-32.
• 大木靖衛・徐 輝竜・河内一男・鈴木幸治・渡部直喜・佐藤 修(1998):新潟県の歴史被害地震と伏在活断層について.(財)産業地質科学研究所 研究年報,9,21-39.
• 岡 孝雄(2004):流体資源ボーリングデータによる苫小牧地域の地下地質構造の解明(第1報)-2003年十勝沖地震の地震動に関連して-.北海道立地質研究所報告,75,85-108.
• 岡 孝雄(2005):流体資源ボーリングデータによる札幌市中心部とその北西地域の地下地質構造の解明-付,札幌市などによる6地震探査断面の地質解釈-.北海道立地質研究所報告,76,1-54.
• 岡 孝雄(2007):石狩低地帯中部,長沼低地の地下地質と第四紀末テクトニクス-上部更新統-完新統の層序・層相・構造-.北海道立地質研究所報告,78,95-148.

タイトルに関連する用語 (3件)： 地下水 ,  推定 ,  石狩低地帯