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J-GLOBAL ID:201402255238613957   整理番号:14A0663927

宍道湖における沈水植物大量発生前後の水質

Water quality before and after the break out of submerged plants at Lake Shinji
著者 (3件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 99-105  発行年: 2014年05月20日 
JST資料番号: G0180A  ISSN: 0021-5104  CODEN: RIZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宍道湖では近年,沈水植物が広範囲に繁茂するようになった。2008年秋に漁網に水草が大量付着したと報告されていることから,本研究では前年の2007年に沈水植物の繁茂が始まったと仮定し,湖心部での水質(水温,電気伝導度,浮遊物質濃度,植物色素濃度,透明度)の長期変動(2001年1月から2012年12月)と,2002年から2012年までの水田除草剤年間販売量を検討した。また沈水植物が発芽する5月における湖内7地点での水質を,繁茂前(2001~2006年)と繁茂後(2007~2012年)とで比較した。水温と電気伝導度は全地点において繁茂後の方が高かった。光環境に関わる浮遊物質濃度と透明度は地点間で傾向が異なったが,植物色素濃度は全地点で繁茂後に増加していた。全水質項目において繁茂前後の6年間の平均値を比べたところ,植物色素濃度は繁茂後が有意に高かった。宍道湖周辺で販売された水田除草剤の有効成分量は,2006年度の4291kgから2007年度の3305kgと激減し,以後2000kg台にまで減少した。以上より宍道湖で沈水植物が繁茂するようになった原因は,2007年度以降に水田除草剤使用量が減少したためである可能性が高いと判断した。(著者抄録)
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