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J-GLOBAL ID：201402255456941435   整理番号：14A1067207

中山間地域における農業農村整備のあり方を考える

著者 (1件)： 武山絵美 (愛媛大 農)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 82  号： 9  ページ： 752-754  発行年： 2014年09月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国の中山間地域に合った農業経営と,それを可能にする圃場整備,農村計画手法ついて,「エコロジカルデザイン」と「ユニバーサルデザイン」という2つのキーワードで表現されると考える。前者は,中山間地域の農地を国土全体における生物多様性の保全エリア,シードバンク,食糧生産におけるリスク管理のための保険ととらえる。後者は,あらゆる人が多目的に利用できる農地設計により,農地利用・農地基盤の持続可能性を高める提案である。農村の人間領域と純自然領域が混じり合う境界をルーラルフリンジと名付ける。農業的な利用ができなくなった土地を「基盤整備計画地域外」とするのではなく,ルーラルフリンジ全体を地目にかかわらず「計画地域内」として整備の対象とすることが重要と考える。

シソーラス用語： *中山間地域 ,  *農業政策 ,  農業経営 ,  圃場整備 ,  農村計画 ,  リスク管理 ,  設計 ,  持続可能な農業 ,  農村 ,  範囲 ,  *境界 ,  地域
準シソーラス用語： エコロジカルデザイン ,  ユニバーサルデザイン ,  *ルーラルフリンジ ,  基盤整備計画地域 ,  純自然領域 ,  人間領域 ,  *農業農村整備 ,  農地設計

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 中山間地域 ,  農業農村整備