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J-GLOBAL ID:201402255708104884   整理番号:14A1091565

昆虫類における植物ホルモンオーキシンの生合成経路およびその抑制剤のスクリーニング

Biosynthetic pathway of the phytohormone auxin in insects and screening of its inhibitors
著者 (9件):
資料名:
巻: 53  ページ: 66-72  発行年: 2014年10月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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虫えいは,虫えい化昆虫類よって誘発される異常植物組織である。虫えいは食品および住居のために使用され,昆虫類よって製造される植物ホルモンオーキシンがそれらの形成に関与するかもしれない。著者らは非虫えい化昆虫類のカイコもまた,オーキシンの活性な形のインドール-3-酢酸(IAA)を,トリプトファン(Trp)からのデノボ合成よって,製造することを見いだした。カイコからのIAA合成酵素を用いたIAAの詳細な代謝の解析は,IAA生合成経路が3-段階変換の構成することを示した:Trp→インドール-3-アセトアルドキシム→インドール-3-アセトアルデヒド(IAAld)→IAA(第一段階はIAA製造を制限している)。この経路はまた,虫えい誘導ハバチ科でも作用することが示された。化学ライブラリーのスクリーニングは,変換段階IAAld→IAAにおける強い阻害活性を示した2化合物を同定した。この抑制剤は,将来虫えい形成における昆虫類合成オーキシンの重要性を実証するために,効果的に用いることができる。著者らは,昆虫類における活性植物ホルモンオーキシン,インドール-3-酢酸(IAA)の3段階生合成経路を調べた。IAAのための生合成経路は,虫えい化および非虫えい化昆虫にとって一般的であるが,植物におけるIAA経路とは異なっている。著者らは,化学ライブラリーのスクリーニングによって,カイコおよびハバチ科の両方に共通の,IAA生合成の抑制剤を同定した。この抑制剤は,インドール-3-アセトアルデヒドからIAAまでの,IAA生合成の最後の段階を標的とする。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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動物の生化学 

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