文献

J-GLOBAL ID：201402256020590331   整理番号：14A0177804

水素発生反応の触媒としての電導性MoS₂

Conducting MoS₂ Nanosheets as Catalysts for Hydrogen Evolution Reaction

著者 (10件)： VOIRY Damien (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  SALEHI Maryam (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  SILVA Rafael (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  FUJITA Takeshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  FUJITA Takeshi (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  CHEN Mingwei (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ASEFA Tewodros (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  SHENOY Vivek B. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania, USA) ,  EDA Goki (National Univ. Singapore, Singapore) ,  CHHOWALLA Manish (Rutgers Univ., New Jersey, USA)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 13  号： 12  ページ： 6222-6227  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無溶媒のリチウムインターカレーション法を用いて高濃度の金属1T相のMoS₂ナノシートを化学的に剥離した。ナノシート表面から過剰の負電荷を除去した高伝導度1T相のMoS₂ナノシートは水素発生反応に卓越した触媒活性を示し,著しく低いTafel傾き40mV/decを示した。部分酸化実験において,2H MoS₂の活性は酸化後には活性の高いナノシート端の酸化により著しく低下するが,1T MoS₂は酸化に影響されなかった。この結果はナノシート端のみが主な活性サイトではなく,本体部分も触媒活性であることを示している。さらに2H相の触媒活性が単層カーボンナノチューブのドーピングによる電導度の増大により改善できることを示した。これらの結果は金属MoS₂において電荷移動キネティクスが重要であることを示している。

シソーラス用語： *水素発生反応 ,  *遷移金属触媒 ,  *硫化モリブデン ,  導電性 ,  ナノ構造 ,  膜 ,  Tafel式 ,  触媒活性 ,  単層カーボンナノチューブ ,  電荷移動 ,  部分酸化 ,  電気化学 ,  *ナノシート ,  *モリブデン触媒

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水素発生反応 ,  触媒 ,  電導性 ,  MoS2