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J-GLOBAL ID：201402256564306181   整理番号：14A1296115

地域活性化用すれ違い通信システムに対するユーザ移動と道路形状の影響評価

Evaluation of Impact of User Movement and Road Shape on DTN Systems for Regional Activation

著者 (1件)： 橘拓至 (福井大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 206(NS2014 80-101)  ページ： 123-128  発行年： 2014年09月04日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地域活性化を実現するために,すれ違い通信技術を利用したシステムが検討されている。この地域活性化用すれ違い通信システムでは,ユーザの積極的な参加を促すために,各ユーザに対してすれ違い回数に応じた報酬を与える。各ユーザはすれ違い回数が多いほどより多くの報酬を獲得できるため,さらなる報酬獲得のために積極的な街歩きが期待できる。また,地域の商店街で使用できる買い物割引サービスや地域の施設割引入場券を報酬にすることで,地域経済の活性化も期待できる。本稿では,このような地域活性化用すれ違い通信システムに対して,ユーザ移動と道路形状の影響について調査を行う。具体的には,ユーザの移動方法として2つの歩行モデルを使用し,さらに,道路形状として交差点と単路を考慮してシステムの性能を評価する。本システムの性能評価は,ゲーム理論解析とモンテカルロシミュレーションを組み合わせて実行し,各ユーザのシステムに対する参加確率が歩行モデルと道路形状によってどのように変化するかを調査する。数値例において,歩行者数やユーザの割合,歩行モデルなどによって,各ユーザの参加確率が大きく変化することを示す。さらには,道路の形状や幅員によっても参加確率が変化することを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： 活性化 ,  *通信方式 ,  モデル ,  交差点 ,  性能評価 ,  ゲーム理論 ,  シミュレーション ,  市民参加 ,  *評価 ,  *生活道路 ,  形態 ,  地域活性化
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション ,  *影響評価 ,  形状 ,  *通信システム ,  歩行モデル ,  料金割引

分類 (2件)： 通信網  (ND07030A) ,  交通調査  (TB01031B)

引用文献 (6件)：

• 加藤雅和,“福井市中心市街地活性化基本計画について,“SHIN-TOSHI, vol.21, no.5,2008.
• 福井県福井市,“福井駅西口中央地区市街地再開発事業の概要と経緯等,“ 福井市HP. http:www.city.fukui.lg.jpd360compactsaikaihatunisiguti [20 Sept.2013].
• 橘拓至,堀俊和,福間慎治,藤元美俊,半田憲嗣,“地域の安全と賑わいを創出するソフトウェア制御ネットワーク技術とすれ違い通信技術に関する一検討,“ 信学技報,NS2013-105, Oct.2013.
• 橘拓至,“すれ違い通信システムにおける地域活性化を実現するインセンティブ型参加促進手法の解析評価,“ 信学技報, NS2014-78, July 2014.
• 国土交通省,“道路行政の簡単解説,“ 国土交通省 HP. http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/dorogyousei/ [19 Aug.2014].

タイトルに関連する用語 (4件)： 地域活性化 ,  すれ違い通信 ,  道路 ,  影響評価