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J-GLOBAL ID：201402256782494488   整理番号：14A0152564

マグノニック結晶の磁界分解能(II)

Magnetic field resolution of magnonic magnetic sensors (II)

著者 (6件)： 金澤直輝 (豊橋技科大) ,  ALTANSARGAI Buyandalai (豊橋技科大) ,  後藤太一 (豊橋技科大) ,  高木宏幸 (豊橋技科大) ,  中村雄一 (豊橋技科大) ,  井上光輝 (豊橋技科大)
資料名： 電気学会マグネティックス研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MAG-13  号： 155-173  ページ： 17-22  発行年： 2013年12月19日 
JST資料番号： Z0924A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マグノニック結晶を高感度磁界センサに応用するにあたって課題となっていたS/N比の問題を解決するため,高い信号利得を得られる局在モードのスピン波を導波可能な周期構造体の基礎特性の調査を行った。周期構造中に,基本構造長の2倍の長さをもつ空隙層を挿入することで局在モードが励起できることを確認した。この局在モードを応用することで,従来のバンドギャップモードを利用した場合と比較して20dB以上の利得改善ができたが,Q値が著しく低下した。そこでマトリックスアプローチ法を用いて周期構造の多段化によるQ値向上に関する検討を行った。その結果,周期構造数16段で高いQ値が得られることが分かった。

シソーラス用語： *磁性体 ,  *マグノン ,  バンドギャップ ,  *周期構造 ,  *高感度 ,  *磁気センサ ,  SN比 ,  *局在振動 ,  スペクトル ,  最適設計 ,  *分解能 ,  スピン波 ,  Q値 ,  結晶構造 ,  分散関係 ,  空間周波数 ,  計算モデル
準シソーラス用語： マグノニック結晶 ,  磁場センサ ,  局在モード ,  透過スペクトル ,  磁場分解能

分類 (1件)： 磁気の計測法・機器  (AD07060U)

引用文献 (9件)：

• R. C. Knowlton,“The role of FDG-PET, ictal SPECT, and MEG in the epilepsy surgery evaluation.,” Epilepsy Behav., vol. 8, no. 1, pp. 91-101, Feb. 2006.
• K. Mohri, T. Uchiyama, L. P. Shen, C. M. Cai, and L. V. Panina, “Sensitive micro magnetic sensor family utilizing magneto-impedance (MI) and stress-impedance (SI) effects for intelligent measurements and controls,” Sensors Actuators A Phys., vol. 91, no. 1-2, pp. 85-90, Jun. 2001.
• T. H. Sander, J. Preusser, R. Mhaskar, J. Kitching, L. Trahms, and S. Knappe,“Magnetoencephalography with a chip-scale atomic magnetometer.,” Biomed. Opt. Express, vol. 3, no. 5, pp. 981-90, May 2012.
• 高木宏幸, 野田常照, 上野智視, 金澤直輝, 中村雄一, 井上光輝, マグノニック結晶のモノリシック化と多軸磁界センシングの検討, 電気学会論文誌A (基礎・材料・共通部門誌), Vol.132, No.10, 2012
• M. Inoue,“Magnetophotonic Crystals,” MRS Proc., vol. 853, p. J1.1, Feb. 2011.

タイトルに関連する用語 (3件)： マグノニック結晶 ,  磁界 ,  分解能