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J-GLOBAL ID：201402261614189150   整理番号：14A0519963

パワーエレクトロニクスを支える基盤技術 可変速揚水発電・水力発電システムを支えるパワーエレクトロニクス技術

Power Electronics Technologies for Adjustable-Speed Pumped-Storage and Conventional Hydropower Systems

著者 (3件)： 楠清志 (東芝) ,  藤田崇 (東芝) ,  山口慎司 (東芝)
資料名： 東芝レビュー  (Toshiba Review)
巻： 69  号： 4  ページ： 12-15  発行年： 2014年04月01日 
JST資料番号： F0360A  ISSN： 0372-0462  CODEN： TORBA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東芝は,1990年に世界で初めて可変速揚水発電システムを実用化した。パワーエレクトロニクス技術の進歩に伴い,高電圧かつ大容量のサイクロコンバータの製作が可能になって実現したシステムである。その後,可変速揚水発電用として中性点クランプ(NPC)方式や分圧リアクトル方式などの電圧形変換装置を,また,水力発電用としてkW級に続きMW級可変速装置を開発してきた。可変速の揚水時入力調整機能と高速応答機能は再生可能エネルギーの出力変動対策に,また,高効率運転と運転範囲拡大は水力資源の有効利用に寄与する。基盤となるパワーエレクトロニクス技術の進歩とともに,揚水発電・水力発電システムの可変速化がいっそう推進されると期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *パワーエレクトロニクス ,  *揚水発電 ,  周波数変換器 ,  速度制御 ,  *水力発電 ,  クランプ回路 ,  エネルギーシステム ,  分圧器
準シソーラス用語： サイクロコンバータ ,  可変速 ,  再生可能エネルギーシステム ,  中性点クランプ

分類 (1件)： 水力発電  (NB03030S)

引用文献 (3件)：

• 中村泰造 他.可変速揚水発電システムの実用化(東京電力・矢木沢発電所).電気学会論文誌B.111,6,1991,p.583-586.
• 向井一馬 他.可変速システムの電力分野への適用拡大.東芝レビュー.51,12,1996,p.59-64.
• 中原裕輔 他.小水力発電システムの最新技術.東芝レビュー.68,6,2013,p.32-35.

タイトルに関連する用語 (5件)： パワーエレクトロニクス ,  基盤技術 ,  可変速 ,  揚水発電 ,  水力発電