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J-GLOBAL ID:201402261643852063   整理番号:14A0324499

プロテインキナーゼG-Iαのニトロ化チロシン残基の質量分析による同定

Identification of nitrated tyrosine residues of protein kinase G-Iα by mass spectrometry
著者 (8件):
資料名:
巻: 406  号:ページ: 1387-1396  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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チロシンの3-ニトロチロシンへのニトロ化は,チロシンの一酸化窒素による酸化的修飾であり,多くの疾患に関係し,プロテインキナーゼG(PKG)-Iの標的化は,肺高血圧症と慢性疼痛の可能な治療戦略である。PKG-Iのチロシン残基の直接帰属は,現行のプロテオーム法の低い感度に起因して依然として不明である。PKG-Iの修飾されたチロシン残基を帰属するために,筆者らは,昆虫Sf9細胞中で過酸化亜硝酸を利用して発現される精製PKG-Iαをニトロ化し,チロシン消化フラグメントをマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析と液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析によって分析した。過酸化亜硝酸処理試料中のPKG-Iαの21種のチロシン残基中で,16種のチロシン残基が13フラグメント中で帰属され,6種のチロシン残基,即ち,Y71,Y141,Y212,Y336,Y345,及びY567がニトロ化された。Y71,Y212,及びY336でのチロシン残基のフェニルアラニンへの単一突然変異は,PKG-Iαのニトロ化を顕著に低減し,Y71,Y141,Y212,及びY336での4つの変異がそれを付加的に低減した。PKG-Iα活性は,30μMから1mMまでの範囲の濃度依存性の様式で過酸化亜硝酸によって阻害され,この阻害がY4F突然変異体によって緩和された。これらの結果は,PKG-Iαが多重チロシン残基でニトロ化され,その活性がこれらの残基のニトロ化によって低減されることを実証した。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  酵素の応用関連  ,  生物物理的研究法 
引用文献 (42件):
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