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J-GLOBAL ID：201402261909794340   整理番号：14A0832505

鉱物学と結晶学 共鳴散乱と結晶構造解析

Resonant X-ray Scattering and Crystal Structure Analyses

著者 (2件)： 奥部真樹 (東京工大 応用セラミックス研) ,  佐々木聡 (東京工大 応用セラミックス研)
資料名： 日本結晶学会誌  (Journal of the Crystallographic Society of Japan)
巻： 56  号： 3  ページ： 158-165  発行年： 2014年06月30日 
JST資料番号： G0232A  ISSN： 0369-4585  CODEN： NKEGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シンクロトロンX線の利用によって,X線共鳴散乱の実験は著しく発展した。本論文では,著者らがフォトンファクトリーおよびSPring-8で行った実験の結果を中心に,吸収端,Kramers-Kronig関係,異常散乱因子,二波長異常分散法,原子価差コントラスト(VDC)法,電子遷移での共鳴散乱,ならびに共鳴X線磁気散乱について概説した。対象としたのは,輝石・かんらん石三成分系,マグネタイトなどのフェライト系である。シンクロトロンX線源の利用によって,この分野がどのように発展したか,また今後どのような進歩が期待できるかを記した。

シソーラス用語： 鉱物学 ,  *X線結晶学 ,  *結晶構造解析 ,  *共鳴散乱 ,  *X線回折 ,  放射光施設 ,  X線散乱 ,  X線吸収端 ,  Kramers-Kronig関係式 ,  *異常分散 ,  輝石 ,  かんらん石 ,  磁鉄鉱 ,  フェライト
準シソーラス用語： SPring-8 ,  *シンクロトロンX線回折 ,  フォトンファクトリー ,  マグネタイト ,  共鳴X線磁気散乱

分類 (1件)： 金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

引用文献 (32件)：

• S. Nishikawa and K. Matsukawa: Proc. Imp. Acad. Jpn. 4, 96 (1928).
• J. M. Bijvoet: Proc. Roy. Acad. Amsterdam B 52, 313 (1949).
• R. W. James: The Optical Principles of the Diffraction of X- Rays, Crystalline State II (1948); OX Bow Press (1982).
• R. de L. Kronig: J. Opt. Soc. Am. 12, 547 (1926); H. A. Kramers: Atti Cong. Intern. Fisici Como 2, 545 (1927).
• S. Sasaki: Rev. Sci. Instrum. 66, 1573 (1995).

タイトルに関連する用語 (4件)： 鉱物学 ,  結晶学 ,  共鳴散乱 ,  結晶構造解析