抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
同じヒラタケであっても香気の質や濃度に顕著な差がみられ,固有の性質と言うよりも菌株の遺伝的系統に依存するものであった。針葉樹の切株や倒木に発生する褐色腐朽菌マツオウジをMYG培地で培養したところ,菌糸の生育に伴い,ラムネ菓子のような甘い香気を生成した。森の中で身動きせずにひっそりと暮らすきのこにとって香気は,色や形に並ぶ自己アピールであった。反対にニオイによる忌避・抗菌効果によって外敵から身を守るという面もあった。