文献
J-GLOBAL ID:201402262379939712   整理番号:14A0438584

2010年夏季に発生した陸奥湾の異常高水温現象

Abnormal Warming of the Mutsu Bay in summer 2010
著者 (5件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 87-98  発行年: 2014年03月31日 
JST資料番号: G0231A  ISSN: 0503-1567  CODEN: UMSOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2010年夏季の陸奥湾全域では,過去に例をみない異常高水温現象が発生し,同湾の養殖ホタテ貝が大量に斃死した。この異常高水温となった物理的要因を調べるために,湾内熱収支解析と数値モデル実験を行った。解析の結果,2010年夏季は対馬暖流の亜表層水を起源とする高温水が湾外に突如出現したことにより,湾口を通した水平熱輸送量が極端に大きくなっていたことがわかった。我々のモデル実験は,そのような水平密度勾配が強い逆エスチャリー循環を駆動し,湾内底層水温でさえ容易に上昇させ得ることを示した。さらに,風強制モデルの結果は,この地域の夏季に卓越する東風「やませ」で駆動される吹送流が逆エスチャリー循環を弱めるセンスに働くことを示唆した。2010年は「やませ」の発生頻度が低く,このような風強制がなかったことも湾内高水温現象を助長する1つの要因と推測される。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
沿岸海洋物理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る