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J-GLOBAL ID：201402262483174868   整理番号：14A0709762

メタカスパーゼは植物のプログラム細胞死を制御するか?

著者 (1件)： 南淳 (鶴岡工高専)
資料名： 鶴岡工業高等専門学校研究紀要(Web)
号： 47  ページ： 73-83 (WEB ONLY)  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： U0439A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プログラム細胞死において機能するカスパーゼと相同なドメインを持つメタカスパーゼが,カスパーゼそのものを持たない植物において担う役割について最近の知見をまとめた。メタカスパーゼは,その構造的特徴からtypeIおよびIIの2種に分けられる。TypeIメタカスパーゼは,過敏感細胞死に関与することが報告されている。TypeIIの場合は,ストレス誘導性のプログラム細胞死,胚発生時の胚柄の細胞死,木部細胞が管状要素へ分化する際の細胞死に関与する。しかし,プロテアーゼであるメタカスパーゼの基質が明らかにされている例は数少ない。メタカスパーゼの活性は,自己プロセシングにより制御されている。

シソーラス用語： カスパーゼ ,  細胞死 ,  *植物細胞 ,  生体防御 ,  胚発生 ,  胚的器官 ,  木部 ,  タンパク質プロセシング
準シソーラス用語： *プログラム細胞死 ,  *メタカスパーゼ ,  過敏感細胞死 ,  胚柄 ,  管状要素

分類 (1件)： 植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： メタカスパーゼ ,  植物 ,  プログラム細胞死