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J-GLOBAL ID：201402262499225799   整理番号：14A0751729

人工的に改変した金雲母によるセシウムイオンおよびストロンチウムイオンの吸収

Uptake of Cesium and Strontium Ions by Artificially Altered Phlogopite

著者 (5件)： TAMURA Kenji (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  KOGURE Toshihiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  WATANABE Yujiro (Kanazawa Inst. of Technol., Ishikawa, JPN) ,  NAGAI Chiemi (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  YAMADA Hirohisa (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 48  号： 10  ページ： 5808-5815  発行年： 2014年05月20日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,低コストトポタクティクカチオン交換法による金雲母からのバーミキュライト様混合層鉱物の形成を調べた。この方法はある種の放射性種,特にCs,の固定に有用な材料の合成を可能とする。合成プロセスの間,元の金雲母は酸性熱水条件下で様々なカチオン(Na⁺,Mg²⁺,Ca²⁺,およびAl³⁺)を用いて処理され,各試料の結果として生じた構造をX線回折(XRD)によって観測した。加えて,元の金雲母と改変した金雲母の両者におけるCs⁺吸着サイトを高角度散乱暗視野走査透過電子顕微鏡(HAADF-STEM)によって調べた。天然バーミキュライトやKの枯渇した金雲母に関係のある改善された特性を示す,これらの人工的に改変した金雲母の研究は,放射性物質のごみ処理施設および放射性セシウム汚染環境の長期管理に関して妥当性を持つ放射性セシウムの地球化学を知る上での手掛かりとなる。

シソーラス用語： *金雲母 ,  *混合層鉱物 ,  バーミキュライト ,  カチオン ,  *陽イオン交換 ,  X線回折 ,  透過型走査電子顕微鏡 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  地球化学 ,  *セシウム化合物 ,  *金属イオン ,  ストロンチウム化合物 ,  モデル ,  吸着平衡 ,  インターカレーション ,  Langmuirモデル ,  ストロンチウムイオン ,  *セシウムイオン ,  HAADF-STEM ,  セシウム放射性同位体
準シソーラス用語： *カチオン交換 ,  高角度散乱暗視野走査透過電子顕微鏡 ,  放射性セシウム

分類 (3件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y) ,  イオン交換  (CC01020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 人工 ,  改変 ,  金雲母 ,  セシウムイオン ,  ストロンチウムイオン