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J-GLOBAL ID:201402262827858001   整理番号:14A0628355

カポック(Ceiba pentandra Gaertn.)種油の物理化学および酸化防止剤特性

Physicochemical and Antioxidant Characteristics of Kapok (Ceiba pentandra Gaertn.) Seed Oil
著者 (4件):
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巻: 91  号:ページ: 1047-1054  発行年: 2014年06月 
JST資料番号: C0259A  ISSN: 0003-021X  CODEN: JJASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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植物油および脂肪に対し増える需要を考慮して,利用不十分かつ特殊な幾つかの油種作物の現状探査は,大きな関心事である。本研究は,カポック(Ceiba pentandra Gaertn.)種油の,詳細な物理化学および酸化防止剤属性について,データを提供する。このカポック種油は,油(27.5%),蛋白質(35.0%)および繊維(19.0%)を,感知できる量含有している。この抽出カポック種油(KSO)は,I2101.8g/油100gのヨウ素価,KOH187mg/油gの鹸化価,および不鹸化物0.83%を有した。またKSOは,過酸化物価,共役ジエン,共役トリエン,パラ-アニシジンの測定,およびその誘導時間(Rancimat法)に示されるように,良好な酸化状態を示した。試験した油は,相当な量の全フェノール類(2.50mg/100g)および感知しうるフリーラジカル掃気能力を示した。脂肪酸(FA)のガス液クロマトグラフ分析は,KSOが,リノール酸(33.6%)次いでオレイン酸(23.4%)およびパルミチン酸(22.4%)を主に有する,ことを明らかにした。更に,マルバン酸(9.1%)およびステルクル酸(2.8%)のような,シクロプロペノイド脂肪酸を注目すべき量検出した。試験した油のこのFA組成は,FTIRおよびNMRスペクトルにより,更に検証された。GC/GC-MSにより分析されるが,この油の植物ステロールの中では,β-シトステロールが主成分である,ことが分かった。一方,RP-HPLC分析は,主要なトコフェノールとして,γ-トコフェノール(550mg/kg)が生起することを,相当量のα-トコフェノール(91mg/kg)およびδ-トコフェノール(5.52mg/kg)と共に示した。これら包括的研究結果から,利用不十分なカポック種油は,食用および/または油脂化学用途に対し,有用なポテンシャル原材料である,と結論しうる。Copyright 2014 AOCS Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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食用油脂,マーガリン 
タイトルに関連する用語 (5件):
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