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J-GLOBAL ID：201402263255490640   整理番号：14A0046554

東日本大震災の行方不明者捜索における地中レーダの適用

Search for Missing People of the Great East Japan Earthquake Using Ground Penetrating Radar

著者 (4件)： 園田潤 (仙台高専) ,  渡邉学 (宇宙航空研究開発機構 地球観測研究セ) ,  米澤千夏 (東北大 大学院農学研究科) ,  佐藤源之 (東北大 東北アジア研セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 113  号： 309(SANE2013 53-70)  ページ： 13-18  発行年： 2013年11月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年3月11日の東日本大震災では,現在でも太平洋沿岸部等で2652名が行方不明となっており,我々は地中レーダによる行方不明者捜索を実施している。これまでに地中レーダによる瓦礫中の人体検出が検討されているが,不均質で複雑な瓦礫中からの人体検出は極めて困難であり,実際にはほとんど使用されていなかった。一方,砂浜や津波の堆積物で覆われた大地は比較的均質であり,地中レーダが適用できる可能性がある。本稿では,地中レーダによる東日本大震災の行方不明者および遺留品捜索を目的とし,FDTD法による人体等の検出の理論計算と,名取市閖上浜や七ケ浜町菖蒲田浜等の実際に宮城県沿岸部の砂浜で実施した地中レーダによる探査結果について報告する。また,効率的な広域探査を実現するために,アレイ型地中レーダや航空機搭載レーダの適用について提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *震災 ,  *人間 ,  *地中レーダ ,  *捜索 ,  礫 ,  *堆積物 ,  津波 ,  *海浜 ,  *有限差分時間領域法 ,  宮城県 ,  搭載レーダ ,  *広域処理 ,  *探査 ,  *物体認識 ,  津波堆積物 ,  LIDAR
準シソーラス用語： レーザレーダ ,  東日本大震災 ,  行方不明者 ,  瓦礫 ,  沿岸性堆積物 ,  砂浜 ,  人体 ,  名取市閖上浜 ,  七ケ浜 ,  航空機搭載レーザーレーダー

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  レーダ  (ND13010H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 東日本大震災 ,  捜索 ,  地中レーダ