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J-GLOBAL ID：201402264441749731   整理番号：14A0288073

バーチャルリアリティ技術を用いた有限要素メッシュの対話的修正システムの構築

Development of an Interactive Mesh Modification System for Finite Element Analysis Using VR Technology

著者 (5件)： 高田知学 ((株)大京アステージ城西支店工事課) ,  樫山和男 (中央大学 理工学部都市環境学科) ,  林田憲治 (九州大学大学院 先端エネルギー理工学専攻) ,  陰山聡 (神戸大学大学院 工学研究科情報知能学専攻) ,  大野暢亮 (兵庫県立大学大学院 シミュレーション学研究科)
資料名： 土木学会論文集 A2(応用力学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A2 (Applied Mechanics) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： I.217-I.225 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0102B  ISSN： 2185-4661  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,近年進歩・普及の著しい没入型バーチャルリアリティ(VR)装置に着目し,VR空間において複雑な3次元メッシュを対話的に修正するシステムを構築した。本システムの妥当性,有効性を検討するため,特徴線をもつ簡単な立体モデル,複雑な3次元メッシュを用いた個体の応力解析問題に適用し,次の結果を得た。1)本システムにより,VR空間内で形状モデル,メッシュ形状の正確な把握が可能になった。2)接点移動制御ベクトルの導入により,解析領域の幾何形状を壊すことなくメッシュの修正を行うことが可能になった。3)本システムにより,4面体1次要素,2次要素のメッシュに対して,VR空間内でコントローラーにより対話的に要素の形状修正を行うことが可能になった。

シソーラス用語： *バーチャルリアリティ ,  有限要素法 ,  格子 ,  要素分割 ,  *数値解析 ,  応力解析 ,  3Dソリッドモデル ,  三次元 ,  修正 ,  構成 ,  節点 ,  *会話型処理 ,  システム
準シソーラス用語： 4面体メッシュ ,  メッシュ修正 ,  形状修正 ,  三次元FEM解析 ,  節点再構成 ,  対話型システム ,  没入型バーチャルリアリティ ,  *有限要素解析 ,  立体モデル

分類 (2件)： 構造力学一般  (HD01000X) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (11件)：

• 谷口健男,森脇清明:3次元 FEM のための自動要素分割法, 森北出版,2006.
• 土木学会応用力学委員会計算力学小委員会編:いまさら聞けない計算力学の常識,第2 章, 丸善,2008.
• 手塚明,土田英二:アダプティブ有限要素法, 計算力学レクチャーシリーズ,日本計算工学会,丸善,2003.
• Cruz-Neira, C., Sandin, D.J., and DeFanti, T.A.: Surroundscreen projection-based virtual reality: the design and implementation of the CAVE., Proceedings of SIGGRAPH ’93 Computer Graphics Conference, pp. pp. 135-142, 1993.
• Kageyama, A., Tamura, Y., and Sato, T., Visualization of Vector Field by Virtual Reality, Progress Theor. Phys. Suppl., 138, p.665-673, 2000.

タイトルに関連する用語 (5件)： バーチャルリアリティ技術 ,  有限要素 ,  メッシュ ,  対話 ,  構築