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J-GLOBAL ID:201402265087808667   整理番号:14A1280632

リポ多糖類刺激RAW 264.7マクロファージに対するピログルタミル-ロイシンの抗炎症性効果

Anti-inflammatory effect of pyroglutamyl-leucine on lipopolysaccharide-stimulated RAW 264.7 macrophages
著者 (7件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 1-6  発行年: 2014年11月04日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食物から派生したペプチドは,活動を促進する種々の健康を生み出すことが報告された。ピログルタミル/ペプチドは,小麦グルテン加水分解産物に含まれる。本文では,マクロファージでリポ多糖類(LPS)によって誘発された炎症に対するピログルタミル/ジペプチドの効果を調査した。RAW 264.7マクロファージを,LPSとさまざまな濃度のピログルタミル-ロイシン(pyroGlu-Leu),-バリン(pyroGlu-Val),-メチオニン(pyroGlu-Met),-フェニルアラニン(pyroGlu-Phe)で処置した。細胞生存性/増殖とさまざまな炎症性のパラメータを,ELISAとウェスタンブロット法を含む確立された方法で測定した。RAW 264.7細胞へのフルオレセインイソチオシアネートのラベルが付いたLPSの結合も蛍光的に測定した。検査したすべてのジペプチドは,LPS刺激RAW 264.7マクロファージからの一酸化窒素,腫瘍壊死因子(TNF)-αとインターロイキン(IL)-6の分泌を有意に阻害した。とりわけ,pyroGlu-Leuは,最低の用量(200μg/ml)でも,これらすべての炎症伝達物質の分泌を阻害した。pyroGlu-Leuは,LPS刺激RAW 264.7細胞のIκBα低下とMAPK(JNK,ERKとp38)リン酸化反応を用量依存的に抑制した。一方では,細胞表面へのLPS結合に影響を及ぼさなかった。結果は,pyroGlu-LeuがRAW 264.7マクロファージのNF-κBとMAPK経路の遮断によってLPS誘発の炎症反応を阻害することを示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  免疫反応一般 

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