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J-GLOBAL ID:201402265230532872   整理番号:14A0076613

Ti(IV)-ドープカルシウムヒドロキシアパタイト粒子の光触媒による蛋白質混合系からの選択的蛋白質分解

Selective decomposition of proteins by photocatalytic Ti(IV)-doped calcium hydroxyapatite particles from mixed-protein systems
著者 (3件):
資料名:
巻: 292  号:ページ: 59-65  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: C0415A  ISSN: 0303-402X  CODEN: CPMSB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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カルシウムヒドロキシアパタイト(CaHap)粒子および,Ti/(Ca+Ti)の原子比(XTi)が0.10および0.20の,Ti(IV)ドープCaHap(TiHap)粒子の表面上において,波長365nmのUV照射下における,蛋白質混合溶液からの蛋白質分解を調べた。酸性のウシ血清アルブミン(BSA),および塩基性のリゾチーム(LSZ)を,病原性蛋白質モデルとして採用した。TiHap粒子の光触媒活性を,10mLの溶融石英試験管中に分散したBSA(2.5mg/mL),LSZ(1.0mg/mL)混合溶液の,1mW/cm2のUV照射下における分解から推定した。全ての非加熱CaHapおよびTiHap粒子では,UV照射によりBSA濃度に全く変化が無く,光触媒活性はそれぞれ無いか,低いかであった。650°Cにおける1時間の熱処理により,高光触媒活性を付与された加熱処理粒子を採用した系に対しても,同様の結果が観測された。一方,LSZに対しては,選択的光触媒活性が観測された;すなわち,XTiが0.10および0.20の熱処理TiHap粒子を用いて,BSA(2.5mg/mL),LSZ(1.0mg/mL)混合溶液から,LSZ分子のみが完全に分解された。TiHap粒子によるこの選択的分解は,正に帯電したLSZの,高度に負に帯電したTiHap粒子に対する高い吸着親和性と,LSZ分子の低い分子量および剛直構造により説明された。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光化学一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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