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J-GLOBAL ID:201402266259702528   整理番号:14A1126021

大阪湾及び東京湾におけるプランクトン及び休止期細胞におけるSkeletonema(Bacillariophyceae)の種構成

Species composition of Skeletonema (Bacillariophyceae) in planktonic and resting-stage cells in Osaka and Tokyo Bays
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 168-175  発行年: 2014年09月 
JST資料番号: L3253B  ISSN: 1880-8247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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海洋珪藻類Skeletonemaのプランクトン細胞及び底生の休止期細胞の種構成を大阪湾及び東京湾で調査した。種同定のために月毎に採取した水試料から7~11系統を分子解析によって分離した。系統の種出現頻度は大阪湾で年間を通してS.sp.cf.marinoi-dohrnii複合体が優占的であったが,東京湾では優占種が冬季にS.japonicumと置き換わった。その他の同定種は大阪湾でS.costatum,S.japonicum,S.pseudocostatum及びS.tropicum,東京湾でS.menzelii及びS.tropicumであった。休止期細胞の種同定のために各湾の堆積物を2~3地点で採取し,暗所に85日以上保存した。8~12系統を10~30°Cの範囲で5段階の温度で培養した希釈堆積物から分離した。これら系統からS.costatum,S.japonicum及びS.sp.cf.marinoi-dohrnii複合体を同定した。また,S.japonicumの休止期を新たに認識した。両湾の休止期細胞の優占種は毎年,プランクトン細胞の優占種と概ね一致した。堆積物のS.sp.cf.marinoi-dohrnii複合体はすべての温度で出現したが,S.japonicumは30°Cで出現しなかった。季節的出現と培養試験の結果,S.sp.cf.marinoi-dohrnii複合体は広温性であったが,S.japonicumはより低い温度を好んだ。さらに,大阪湾と東京湾におけるSkeletonema群落の差異の要因を考察した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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プランクトン  ,  植物分類学  ,  植物生態学 
引用文献 (37件):
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