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J-GLOBAL ID：201402266506255556   整理番号：14A0942909

コネクタ用Cu-Ni-Sn-P系合金の異方性に及ぼす影響因子

Factors Affecting Anisotropy of Cu-Ni-Sn-P Alloy for Connectors

著者 (4件)： 宮城国朗 (DOWAメタルテック 磐田技セ) ,  青山智胤 (DOWAメタルテック 磐田技セ) ,  成枝宏人 (DOWAメタルテック 磐田技セ) ,  遠藤秀樹 (DOWAメタル)
資料名： 銅と銅合金  (Journal of Japan Institute of Copper)
巻： 53  ページ： 95-100  発行年： 2014年08月01日 
JST資料番号： S0603A  ISSN： 1347-7234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車電装用のコネクタに用いられるCu-Ni-Sn-P系合金の耐応力緩和特性に及ぼす,材料の異方性,集合組織,結晶粒径の影響を調べた。Cu-Ni-Sn-P系銅合金を最終板厚0.64mmに調整し,幅0.5mm長さ100mmの試験片を長手方向がRD,TDとなる2方向から採取した。応力緩和試験を行い,結晶方位の配向性及び平均結晶粒径を調査した。長手方向がTDの試験片は,長手方向がRDの試験片より高いばね限界値と高い応力緩和率を示し,ばね限界値の異方性が集合組織の影響を受け,耐応力緩和特性の異方性は結晶粒径の影響を受けている可能性を示した。

シソーラス用語： コネクタ ,  *銅合金 ,  ニッケル含有合金 ,  スズ含有合金 ,  リン含有合金 ,  *異方性 ,  *応力緩和 ,  集合組織 ,  結晶粒径 ,  板厚 ,  方向 ,  結晶方位 ,  ばね定数 ,  閾値
準シソーラス用語： 圧延方向 ,  限界値

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (9件)：

• 日本伸銅協会技術標準 JCBA T309,日本伸銅協会, (2004).
• 日本電子材料工業規格EMAS-1011,日本電子材料工業会,(1998).
• 花佳武,成枝宏人,菅原章:伸銅技術研究会誌,40 (2001),233-237.
• 青山智胤,木村崇,野中勉,須田久,成枝宏人,菅原章: 銅と銅合金,48(2009),144-148.
• ばね限界値試験に関する研究委員会:ばね論文集,56 (2011),43-47.

タイトルに関連する用語 (7件)： コネクタ ,  Cu ,  Ni ,  Sn ,  合金 ,  異方性 ,  影響因子