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J-GLOBAL ID：201402267100287836   整理番号：14A1155170

窓部におけるダイナミックインシュレーション技術の適用 第1報-熱箱及び実測による省エネ性能検証

Dynamic Insulation System Applied to Windows: Part 1-Low-Energy Performance Based on Actual Survey and Heat Box

著者 (7件)： 河原大輔 (東大 大学院工学系研究科) ,  樋山恭助 (山口大) ,  加藤信介 (東大 生産技研) ,  加藤信介 (SHASE) ,  山本哲也 (土屋ホームトピア 技研) ,  二川智吏 (J建築システム) ,  朝岡幸康 (三協立山 三協アルミ社)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 211  ページ： 15-24  発行年： 2014年10月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建物の省エネ化を実現する有効的な方策として外皮表面において温度勾配を零にするダイナミックインシュレーション(DI:Dynamic Insulation)技術に着目した。本技術は寒冷地のカナダや北欧に研究例のある技術であり,近年ではイギリスにおいて技術適用した断熱改修例がある。その適用例は大半が壁体であり,熱損失の大きい窓部に適用した例は少ない。そこで本研究は日本における寒冷地を代表し,札幌において,その窓部にDI技術を適用し,断熱性能,結露発生リスクの評価,及び熱回収率・昇温率を熱箱試験と実証試験により検証した。その結果,適用した窓部の断熱性能の向上と一般通気口への優位性を確認し,結露発生条件を明示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 建築物 ,  *窓 ,  *断熱 ,  空調システム ,  性能 ,  ベント ,  実験 ,  温度勾配 ,  *省エネルギー ,  結露 ,  寒冷地 ,  計測 ,  方式
準シソーラス用語： ダイナミックインシュレーション ,  外皮表面 ,  通気口 ,  熱箱

分類 (4件)： 空気調和一般  (PC01000C) ,  各種建築物一般  (RB05010O) ,  エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B) ,  建築物の断熱  (RB01033H)

引用文献 (15件)：

• Baily N R.: Dynamic Insulation Systems and Energy Conservation in Buildings. ASHRAE Transactions, n 93, pt 1(1987), p.447-466
• Kai Qiu. : Modeling the Combined Conduction-Air Infiltration through Diffusive Building Envelop. Energy and buildings, Vol.39 (2007), p.1140-1150
• Gan G.: Numerical Evaluation of Thermal Comfort in Rooms with Dynamic Insulation. Building and Environment, Vol.35 (2000), p. 445-453
• Mohammed Salah-Eldin Imbabi.: A Passive-Active Dynamic Insulation System for All Climates. International Journal of Sustainable Built Environment.Vol.1,Issue 2 (Dec,2013), p.247-258
• 住宅の省エネリフォームガイドブック(2009),p.5,東京都都市整備局

タイトルに関連する用語 (5件)： 窓部 ,  ダイナミックインシュレーション ,  実測 ,  省エネ ,  性能検証