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J-GLOBAL ID:201402268170854866   整理番号:14A1038782

土壌抽出カドミウム濃度による野菜可食部カドミウム濃度の品目間差異の推定

Estimating differences in cadmium content among vegetable species by using soil cadmium extraction method
著者 (2件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 333-340  発行年: 2014年08月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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野菜可食部のカドミウム(Cd)の残留値の品目間差は,全国のデータに基づく相加平均値を採用している。本稿では,このデータが抱える問題として,採取地によって異なるpHや栽培土壌中のCdの濃度による影響を検討した。即ち,全国における栽培試験に基づき,野菜17品目の可食部の実測Cd濃度,及び3種の土壌の土壌中Cd濃度とpH測定値を所定の方法で得た。次いで,土壌Cdを基に,野菜可食部のCd濃度を回帰式係数によって推定し,可食部の実測値の幾何平均と相加平均について,回帰式推定値との相関安定度を検討した。その結果,実測値の回帰直線に対する分布状態は野菜の種類ごとに異なり,採集地のpHや土壌中のCd濃度が不均一な為と考えられたので,土壌Cd濃度,およびpHの影響についてそれぞれ解析を試みた。その結果,回帰係数に基づく品目間差はpHによる影響を受け難いことが分かった。また,品目転換によるCd濃度の低減目的に低減率を試算したが,品目データの限界から更に検討を要する結果となった。以上,総合的にみて回帰係数による推定は妥当との結論を得た。
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分類 (4件):
分類
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土壌汚染  ,  食品の汚染  ,  カドミウムとその化合物  ,  野菜とその加工品 
引用文献 (15件):
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