文献
J-GLOBAL ID:201402268243132341   整理番号:14A0167831

タクシードライバーの休憩の取り方に関する事故反復者と優良運転者の比較

著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 1-7  発行年: 2012年12月31日 
JST資料番号: L4453A  ISSN: 0910-9749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
タクシーは事業用自動車の中でも台数あたりの事故が多く,2010年はトラックの約4倍,バスの約3倍事故が発生している。その原因として,不慣れな道路や狭い道路,繁華街などを走行したり,バックで方向転換するといった特殊な運転機会が多いことや,乗務時間が長いことによる運転疲労の問題がある。本研究では,タクシードライバーの休憩の取り方について事故反復者と優良運転者の差異を検討することを目的とする。休憩回数,合計休憩時間,最大連続走行時間は,事故反復者と優良運転者で有意差はなかった。一方で,休憩一致度は有意差があり,優良運転者は毎乗務同じ時刻に同じ長さの休憩を取る傾向があると明らかになった。毎乗務同じ時刻に同じ長さの休憩を取ることは,安全に寄与する次のような利点を推察できる。例えば,規則正しく食事や仮眠を取ることで,身体への負担を軽減することができる。休憩に向けてペース配分しながら運転することができ,過度の疲労や乗務意欲の低下を防止することができる。運行管理者はドライバーに対して,休憩量を増やすように指導するだけではなく,毎乗務休憩を一致させるように指導することが重要と考えられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運転者 
引用文献 (9件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る